毎度!
京都の幸せ配達人、勝浦 豊です。
今日も宜しくお願いします。
今回は今、読んでいる小説について書いてみたいと思います。
タイトルは「ソロモンの偽証」。
僕が普段、ビジネス書や自己啓発本を読むことが多いのですが
(たまにハリー・ポッターシリーズや火花など、話題になった本も読みます)、
久しぶりに小説を読んでみました。
この本は以前、勧められたこともあるんですが、
なかなか手を出せずにいたんですよね。
理由としては、宮部みゆき作品は、難解だと聞いていたのと
けっこうなボリュームの3部作だということだったので読めるのか???
って躊躇していました。
、
途中で投げ出すのも嫌ですし、かといって面白くない本を読み続けるのも
無理…。そう思っていたんですが、遂に手に取ってしまいました。
購入した文庫本は2冊ですが、ソロモンの偽証は全6巻です。
第1部 事件、第2部 決意、第3部 法廷
がそれぞれ上下巻となっているので、
まずは第1部の事件を読んでみることにしました。
これが読み進めそうなら、決意、法廷も購入しようかと思います。
もし、読むのが無理!!ってなってもブックオフで購入したので
それほど痛くありませんし。
あらすじを読んでみると、
「もう一度、事件を調べてください」
クリスマス未明、1人の中学生が転落しした。柏木卓也、14才。
彼はなぜ死んだのか。殺人か、自殺か。
謎の死への疑念が広がる中、“同級生の犯行”を告発する手紙が関係者に届く。
さらに、過剰報道によって学校、保護者のの混乱は極まり、
犯人捜しが公然と始まったーーーー。
一つの死をきっかけに膨れ上がる人々の悪意。
それに抗し、死の真相を求める生徒達を描く、現代ミステリーの最高峰。
さらに、作家生活25年の集大成とも書かれていれば期待しちゃうぞ!!
と思ってしまいます。
読んでみると、まず色々な登場人物が登場し、いきなり混乱しました。
え?出てくる人が多くない???
誰が主要な人物なのかが良く分かりません。
流し読みや、雑に読み進めると話が分からなくなりそうなので、
話の筋を見失わないように丁寧に読んでいきます。
読むのに時間がかかる本です…(;´Д`)
あらすじの柏木卓也くんが亡くなっても、登場人物の視点や心情が
入れ替わっていくので、ん?これ誰の感情なん?とか度々
前のページに戻って読み直さないと分からないところもありました。
単に僕が、この手の小説になれていないせいかもしれませんが、
苦手な人が多いかもしれません。
しかし、しかし、柏木卓也くんの死亡の捜査状況などを伝える保護者会辺りから
ストーリーが急速に動き出します!!
じつは、柏木くんは不登校になっていたこと。
不登校になる前に、不良3人組とケンカになっていたこと。
そして、この不良3人組がかなりの問題児であること。
しかし、警察の捜査の結果では、自殺だという結論に至りそうなこと。
そういった話が、保護者から校長への質疑応答で次々に明らかになっていきます。
もしかして、不良達が柏木くんを殺したのではないか。
いじめが学校にあったのではないか
保護者の間に緊張が走ります。
しかし、確たる証拠もないために警察の調査に任せるしかないという結論に
落ち着いていきます。
警察の調査や、柏木くんの両親の話を総合した結果、『柏木卓也の死は自殺である』
と結論づけられます。いじめなども特にはなかったと…。
しばらく時が経ち、学校が平穏を取り戻しつつあるところに3通の速達
が送られてきました。
速達には、定規で書かれた『柏木卓也くんは自殺ではなく、不良3人組に殺された』
と書かれた手紙が入っていました。
さぁ、これからどうなるのか下巻が楽しみです!!
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。