返事は0.2秒でやってます?


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毎度!

朝晩がとっても寒くなってきましたね。寒いからってキムチ鍋をお客さん宅でごちそうになり心も体も温まったかっつんです。

鍋が美味しい季節になりました。キムチ鍋が好きってポロって言ったのを覚えてくれてたんですよね。いいお客さんに囲まれてありがたいです。

今回は、返事について書いてみたいと思います。僕が売れない営業マンだったとき、大変お世話になった師匠から教えてもらった教え。

あなたの参考になれば嬉しいです。

目次

返事は0.2秒?

あなたは人から何かを頼まれたり誘われた時って、どれくらいの時間で返事をしていますか?

当時の僕はめちゃくちゃ遅かったんですよね。予定見てからとかちょっと考えさせてとか言ってました。しかも、そのまま忘れちゃうなんてことも・・・。

これがある日、師匠に大目玉を喰らっちゃったんです。今思えば怒られて当たり前なんですが、当時は何故怒られるんか分りませんでした。

いや、俺だけちゃうやん?みんなやってんのに、なんで俺だけ怒られんとあかんの?こんな事を思ってましたよ。

「返事は0.2秒でしろ!」これが師匠がその時僕に言った言葉でした。ビックリしません?0.2秒ですよ?考える間もなく返事しろって言うんです。

「そんなん出来ませんよ!そんな短い時間やったら、考えることも出来ません。出来るかどうか分らんのに返事出来ませんて」

僕は、師匠にこう言い返しました。そんなん当たり前ですやんみたいな顔して・・・。

すると、ニヤニヤ笑っていた師匠が急に真顔になり、僕の肩を掴んで言いました。

「出たなー!出来ひん言い訳が」

あまりにも真剣な表情やったんで、僕の口をついて出た言葉が「すいません・・・」でした。

「ええか?よく聞けよ、お前が売れへん理由はこういうところやねんぞ」って恐ろしいことを言う師匠に、ただただ頷くことしか出来ませんでした。

「お前だけやなく、最近の奴等はみんなそうやねん。頼まれたり、誘われたりしても後から返事しますとかもう少し考えさせてって言うねん」

そりゃそうやろ?だってそうやないと返事でけへんやんって思いながらも黙って話を聞いてたんです。続けて師匠は言いました。

「そんなに考えんとあかんことあるか?予定を確認するとか言うけど、本当に確認してるんはその誘いが自分にとって得か損かやろ?全部我が都合で考えてへんか?」

「そんなこと考えてません!!」すぐにそう答えたかったんですが、口から言葉が出てきませんでした。

考えてへんて本当に言えるんか?自分の都合優先で面倒やから断ろうとか、自分にとって得そうやから引き受けようとか全く考えた事なかったか?

自問自答するたびに、やってたような気がしてきます。相手のことなんか後回しで、自分にとって都合が良いかどうかだけで返事していたんじゃないかって思えてくるんです。

「そうかも知れません・・・」そんなことをグルグル考えた結果、僕の口から出てきた言葉がこれでした。

「そうやろ?正直に言うたから、お前はまだ見込みがあるわ。俺もそうやけど、みんな見てるん返事の早さやねん」師匠が言います。

「早さですか?」聞き返す僕。

「そうや。目の前の相手が大事やったら返事なんてすぐにできるやろ。予定の確認なんて後でいい。やります!とか行きます!って返事はすぐ出来る。予定が入ってたら連絡します」そう言うたらええやん。

「モノ頼んだり、誘ってるのにすぐに返事をせんかったらコイツはダメやなって思われるぞ?特に忙しい人は絶対にそう思う。そこを0.2秒で返事してみ。声掛けた人はビックリすんで」

「そりゃあ、ビックリするでしょうね・・・」返事をしてみたモノのよく分らんって顔を僕がしてたんでしょうね。

師匠が補足してくれました。「0.2秒で返事をしたら、コイツはやる気があんねんなとか素直なやっちゃなーって思うねん。そんな奴って他にはおらんから、可愛がってやろうかなって思うねん」

そう言われてみるとその通りやなって素直に納得出来ました。当時の僕は、全部自分の都合で物事を考えてたような気がします。

はいって返事も「は」と「い」だけ言ってたらええってことやなかったんですよ。

小さいときから返事はせんとあかんって言われてきてましたけど、返事の意味を初めて知った瞬間でした。

返事は0.2秒でしないと相手には伝わらない。他の人と違うなって思ってもらえなかったんです。

そんな僕を見ていて、こいつには言わんとダメって思ってくれたんでしょうね。僕にこんなことを言っても師匠には何の得もないんですけどね。

真剣に叱ってく入れる人の存在って、本当にありがたいですよね。

でもでも星人

そうやって師匠の言葉を聞いているときに、また怒られるのが当時の僕でした。

「でたなー!」師匠の怒声が響きました。

あまりの大声にビックとしましたが、何のこっちゃ分りませんでした。

「気付いてへんのか?今、でもーって言い訳しようとしたやろ!?お前のこと、でもでも星人って呼ぶぞ!!」

怒鳴る師匠。はい、めっちゃ怒られました。無意識のうちに言い訳しようとしてたみたいです。

怖いことに大人になるにしたがって、言い訳のプロになっていくんですよね(汗)

職場で耳をすましていると、でもーって言いながら言い訳をしている人なんていっぱいいますよね。当時も今も、これは変わりません。

出来ない理由を探し始めると、いくらでも出てくるのが困ったもんです・・・。

でもーは、あなたも使わないように気にしてみて下さいね。意外と口にしてしまってますよ。

また言うてもうてる!

この事を書こうと思ったのが、自分への戒めも兼ねてるんですよね。

師匠の教えである「返事は0.2秒」、「でもを使わない」を実践していくことで、僕の営業成績は右肩上がりになっていきました。

しかし、月日が流れて習慣になっていると思っていたんですが、先日気がつけば言うてしまってたんですよね。

「でもー」って。

言ってからしばらくは気がつかなかったんですけど、じわじわと気付くんです。あかん!「でもー」って言うてもうてるーーーー!!!気付いた瞬間は、青ざめましたね・・・。

いつの間にか、言うてしもうてる自分がショックでした。

これは言い訳野郎に戻りそうになってる・・・。やばいってなった訳です。

再度、言わないように気を引き締めんとあかんなって感じました。僕がでもーって言ってたら、「でもでも星人」なってるでって注意して下さい。

今回も最後までお読み下さりありがとうございます。


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