保険は入りたいときに入れない!


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毎度!

味付のりをおやつ代わりに食べてたら娘に怒られてしまったかっつんです。味付のりってそのまま食べても美味しいですよね。

今回は、僕の本業である保険の話を書きたいと思います。保険は入りたいと思ったときには入れないから健康なうちに・・・って話を聞いたことないですか?

まさか自分がそんな体験をする日が来るとは思ってもいなかったんですけどね。

「もっと、早くに入っとけば良かった・・・」経験してみると本当にこんな気持ちになります。

目次

いい保険があるよ

ことの始まりは、僕が所属している保険屋の勉強会のLINEに投稿された一文でした。

某生命保険会社の保険がもの凄く内容がいい。内容が良すぎて、11月末に売り止め(販売中止)になるという事が書かれていたんです。

なに?販売中止になるくらい内容のいい保険やと・・・?

こんなん聞いたら気になりますよね。僕もめちゃくちゃ気になったんで調べました。調べれば調べるほどいい!!めっちゃええやん!!この保険入りたい!!!!!!!ってなりました。

完全に保険会社が赤字になる商品でした。そりゃ、販売中止になるわ(笑)

11月末には販売停止になるってことは、当たり前ですがそれまでに申し込まないといけません。

今までの僕なら、迷わずにこの保険を扱える人に声を掛けます。でも、今回はそういうわけにはいきませんでした。

なぜなら、保険に入れへん身体やったから・・・。

10月末に受けた健康診断の結果が、11月に返ってきたんですがお医者さんからの所見に精密検査をオススメしますと書かれていました。

過去、健康診断で引っかかったことは一度だけ。その時は、レントゲン撮影で胃に影が見えると言われガンの疑いとまで書かれていました。

再検査で胃カメラをした結果、ガンではなく逆流性食道炎やったわけですけどね。特に、自覚症状がないんで経過観察のまま今に至ってます。

ただ、今回の指摘はその胃の部分ではなく、「肺」に雑音があるそうです。

健診結果

なんか嫌ですよね。肺に雑音ありって・・・、今年はコロナウイルス事もあったので知らんうちにコロナに罹って肺がダメージ受けてたんかな?もしかして、最悪肺がんもある?

なんてことを考えてしまいます。

しかし、健診結果のコメントが分りづらいんですよね。

「胸部CT検査を受けることをオススメします」。オススメだけやったら、受けんでもええんかな・・・?

何てことを考えてる間に時間だけが経っていきました。そんなときですよ、例の文章が目に飛び込んできたのは。

保険屋が入りたがる保険商品が販売停止になる

調べた結果、この保険に入りたい。でも、生命保険は誰でも入れるわけじゃありません。ご存知の通り、入るには健康の告知が必要だからです。

今の僕は告知に引っかかるんじゃないんか?いやいや、要検査やなくってオススメなんやから大丈夫やろ?

そんな事をグルグル考えていましたが、自分で考えるだけじゃ答えは出ません。

保険会社に聞くしかない。そう思い、早速電話しました。状況や健診結果の内容を伝えると、確認しますねと一旦電話を切られました。

すぐ教えてもらえるのかなと思ってたら、意外と時間が掛かりました。午前に電話して、結果を教えてもらえたのが夕方でしたから。

結果としては、要精密検査と同じということでした。総合所見欄は精密検査をオススメしますって書き方やったんですけど、個別の結果を記入するところに精密検査が必要って書かれていたんです。

健診結果の用紙をもっと分りやすくして欲しい・・・。

そういうわけで、検査結果が分るまで僕は保険に入れない身体になってしまいました。人間、本当に何が起こるか分りません。

CT検査

精密検査を受けんと、保険に入れへんのやったら行くしかない!!と決心して健康診断を受けた病院に電話をしました。

友人には、「保険どうこうやなくて自分の身体のことやし受けろよ」と怒られましたが、何も異常感じひんねんもん・・・。

やっぱり、入りたい保険の為にがモチベーションです(笑)

たらい回しにされやっと予約が取れたのが11/26でした。これで、検査の結果が何もなかったら間に合う!!

当日、意気揚々と検査に出かけたんですがこの日はまさかの受診のみ!!次回にCT撮りますねって予約だけして終了でした。詳しくは前のブログに書いています。

な、何が起こった?次回の予約が12/3やと?11月末に販売停止なんやけど・・・。

しかし、こんな事をお医者さんに言っても予約日が早くなるわけありません。

「うんうん、大変やね。でも、こっちも予定があるからね」で終了でしょう。

終わった・・・。もう、あの保険に入れへん。大げさですが、かなり凹んだことは確かです。だって、めっちゃええ保険やから!

保険は要らないっていう人もいますが、大きなお金が必要になるかもしれないリスクを経費化できるという点で保険はもの凄く合理的やと僕は思っています。

そもそも、起こるかどうか分らないモノのために、お金を貯めてる人なんています?だいたい、いつ起こるかも分りませんからね。

貯蓄で備えるっていう人もいますが、貯まる前に起こったらどうするんですか?っていつも思います。

経済的リスクが、いつ起こっても慌てなくて済むように準備できるなら、お金を払う価値があると僕は思ってます。わずかのお金でリスクマネジメントできるのは保険くらいですから。

だからこそ、「いい!」って思った商品には入りたかったんです。

ダメでしたけどね・・・。結局、検査の結果が11月中に分らないので入るのは諦めました。

こうなったら、あと気になるのは検査の結果のみ。12/3受けてきましたよ、CTってヤツを。

CTの機械をお願いして撮らせてもらいました!

こんなの受けるん初めてなんで、撮っときたかったんですよね。記念に(笑)

いざCTをやってみると、ほんまに悪い病気やったらどうしよう?って不安な気持ちが芽生えてきます。だって、こんな大がかりな機械を使うくらいですから悪いとこありそうですやん・・・。

CTの撮影自体は5分ほどで終わるので、あっという間に終わってます。

ここからの待合が長いんですけど・・・。

1時間ほど待ったあと、お医者さんに呼ばれて診察室に入りました。おかけ下さいって椅子を勧められたんで座ります。

CTの画像を画面に映しながら説明が始まりました。

お医者さん「う~ん、なるほど。ここ白くなってるところ分りますか?」

かっつん「(きた!悪いとこやろか・・・)はい。分ります」

お医者さん「これが胸骨で胸の骨ですね」

かっつん「はぁ・・・。(ほっ、あかんのが映ってるんかと思った)」

お医者さん「で、ここに黒い丸いのが見えると思うんですけど」

かっつん「はい。(いよいよかー。ガンとか言われたらどうしよ・・・」

お医者さん「これが大動脈ですね。一番大事な血管がこれです」

かっつん「はい。これが大動脈・・・(よかったー。けど、実際どないやねん。悪いとこあるんかないんかそろそろ言うて欲しいねんけど)」

お医者さん「うーん、ここに食道が映ってるんですけど何か詰まってたりしません?お昼ご飯かなー?」

かっつん「いやー、何も違和感ないですけどね・・・」

ここまでやり取りにお付き合いしてきましたけど、もう無理ってなりました。結果を早く教えて欲しい。

お医者さん「で、ここの線みたいになってるのが肺胞と呼ばれるものですね」

まだ、そんなどうでもええ説明するかって思ったんで、

かっつん「先生!悪いところがあるんやったら、ちゃんと言って下さい。僕も大人なんで、ちゃんと受け止めるようにはします。気を遣ってるなら無用です!」

思い切って言ってみました。早く白黒ハッキリつけたい!

お医者さん「あー、んー。そうですね。結論から言うと、何も問題ありません。キレイなもんですね」

え?何も問題ないん?

嬉しい反面、じゃあ、肺の雑音ってなんやったん?

かっつん「何もなかったんですか?肺雑音って何やったんですか?」

お医者さん「いやー、そうですね。例えば聴診器の具合が悪かったとか、服の衣擦れが聞こえたとかが考えられますね。聴診器を強く押し当てないと変な音が聞こえたりすることもあるんで」

なんじゃそりゃ!聞いた瞬間、卒倒しそうになりました。聴診器が悪かった?服がすれた音が聞こえたかも?

そんなことで精密検査を受けさせられたん?どんな診断しとんねん・・・。それと、もう1つだけ気になった事があったんで聞いてみました。

かっつん「健診結果持って、こないだ先生に診てもらった時あるじゃないですか?あの時って、もしかして肺雑音とかなかったんですか?」

お医者さん「(ギクッみたいな感じ)そうですね。前回、私が診察したときは雑音なかったです。でも、健診で聞こえてたなら検査した方がいいでしょ?」

おい!なかったんかよ!心配してたのに。こないだ、肺雑音ないから大丈夫って言うてくれたら間に合ったのに・・・。

こんな思いが脳を駆け巡りましたが、あくまで結果論ですもんね。お医者さんもCTの画像を見たからこそ問題ないと診断できるわけで、聴診器だけで問題ないなんて言えないですもんね。

分ってるんです・・・。ワガママ言ってるって。

でも、今回のことで分ったことがあります。それは、思ってもみないことで健診の結果が再検査とか精密検査になることもあるって事です。

そうなると検査の結果が出るまで保険には入れません。僕のように問題なければいいですが、病気が見つかればそのまま保険に入れない身体になることも考えられます。

今回のケースは、誤診というか問題なくて良かったですが機会損失のではありました。自分が気に入った保険に入る機会を一生失ったわけですからね。

こんな事があるんやなーって体験をしたので書いてみました。

今回も最後までお読み下さりありがとうございました。


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