鬼滅の刃なぜ人気なの?

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毎度!

左肩の痛みがなかなか治らないと職場の事務の子に話していたら「四十肩じゃないんですか?」と言われて落ちこんでいるかっつんです。

もうそんなことを言われてしまう年齢になってもうたんですね・・・。でも、痛みが2ヵ月くらい続いてるんでそろそろ心配になってます。病院行こうかな・・・。

今回は「鬼滅の刃」について書いてみようと思います。劇場で「鬼滅の刃 無限列車編」が絶賛公開中です。

今月の16日から公開されたんですが、18日までの3日間で興行収入46億円突破ってとんでもない数字を叩きだしています。いくらまで伸びるんでしょうかね。

Yahoo!ニュースで比較の対象になっていたのが、今年の邦画で興収ランキング3位の「コンフィデンスマンJP」が37億7000万円を3日で抜くというもの凄い集客力を発揮しています。

知ってる前提で話してしまいましたが、あなたは「鬼滅の刃」をご存知ですか?知らない時のために少しお伝えしておきますね。

この方は映画で大活躍する煉獄さんです。

鬼滅の刃とは

「週間少年ジャンプ」にて、2016年から2020年の5年間に渡連載されていた超人気マンガです。作者は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生。

2019年にアニメ化され放送されるやいなや人気が爆発しました。アニメの主題歌である「紅蓮華」を歌うLiSAさんは紅白にこの曲で選ばれましたよね。

それだけ影響力のあるマンガなんです「鬼滅の刃」って。2019年、単行本の発行部数がモンスター漫画であるONE PIECEの1080万部を抜く1205.8万部だっていうから驚きです。

ストーリーですが、時は大正時代。人を喰う「鬼」と、鬼に対する鬼殺隊との戦いを描いた物語です。

鬼を倒すというとよくある話と思いがちですが、鬼滅は理由が少し違います。

主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が鬼と戦い続ける理由は、鬼に変えられた妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻すため。世のため人のために鬼を倒すなんて大層な理由ではないんです。

ただ単に大切な妹を元の人間に戻すため。戻るんか?なんて疑問を投げかけるのはナンセンスですよ!全ては妹のためなんです。あと、家族の仇である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を倒すため。

今までの人気アニメにこのような家族のためだけに戦う主人公なんていたでしょうか?いや、おらんはずです。少なくても、僕は知りません。

主人公の魅力

この主人公、竈門炭治郎はこれまでにいなかった新しいタイプの主人公やと思うわけなんです。

この炭治郎の性格を一言でいうと優しい。とにかく優しい。どこまでお人好しやねんてくらい優しいんですよ。控えめに言って、めちゃくちゃいい奴です。マジ友達になりたい。

敵対する鬼にも情けをかける。倒した後に、手を合わせ成仏を願う。とことん優しく、いい奴です。

「鬼は敵だ。鬼に情けをかけるな」ってアドバイスする上司に対して、「鬼も元は人間だった。鬼は悲しい生き物なんだ」ってガチギレするくらい優しさMAXなんです。

この優しさは、誰に対しても変わりません。見た目や境遇で接し方が変わったり、いじったりすることもありません。ええ子やーーーーって、ホワホワすること間違いなしです。

鬼に対して気持ち悪いと思っても、「申し訳ないけど、気持ち悪い」ってオブラートに包むことを忘れないナイスガイです(笑)

ここまで優しい主人公は、ちょっと見たことないですね。

破天荒やったり特別な能力を持っていたり、めちゃくちゃ強かったり、絶対諦めない鋼のメンタルを持ってる。これまでの主人公って、そんなキャラが多かったと思いません?

それと、少年マンガの王道ですが、主人公は必ず何かしらの目標を持っています。

ONE PIECE(ワンピース)のルフィーは海賊王、NARUTOのナルトは火影、キングダムの信は天下の大将軍。スラムダンクの桜木花道はリバウンド王(違うかw)。

自分の目標やなりたい姿があって、そこに向かって努力をする姿に読者は共感、感動し応援したいって思うわけですよね。

一方、炭治郎の目的は何でした?

鬼になった妹を人間に戻すこと、家族の仇である鬼舞辻無惨を倒すこと。この2つです。

もし、今までと同じ主人公設定なら炭治郎も

「俺は鬼舞辻を倒す!!」や「鬼殺隊の柱に俺はなる!!!」ってバーンってぶち上げててもおかしくないんです。

でも、炭治郎は自分の階級(役職みたいなもの)には興味がありません。妹のことを最優先するんです。

だから、無鉄砲で勝手な行動を起こすトラブルメーカーでもありません。この辺りも新しい主人公像なんですよね。

これも特徴だと思っている部分ですが、炭治郎が何を考えているのか、どんな意図で行動しているのかを心の声で教えてくれるんです。

鬼との戦闘中でもずっと自分の内側で独り言を喋ってます(笑)

これ、今までありそうでなかった手法です。今どんな気持ちか、とにかく分りやすいんです。ストーリのテンポもいいので、物語がサクサクと進んで行きます。

令和的なのか

先ほど書いた主人公の特徴が令和的だから人気が出たのかもしれないなって書いていて思うようになりました。

どういうことかと言うと、

・毒よりも優しさ・・・常識よりも多様性が求められる時代。相手と自分の違いを否定するのではなく、認める時代になってきているのかもしれません。

みんな違って、みんな良い。炭治郎は鬼でさえも存在を認めようとする優しさを持っています。相手を排除するのではなく受け入れる時代になりつつあるのかも。

現実でも、人気の芸人が「サンドウィッチマン」やったり、昨年のM-1からブレイクしている「ぺこぱ」など優しさが人気の秘密なのかもしれません。

また、ONE PIECE(ワンピース)やNARUTO(ナルト)が始まったのは、失われた20年と言われた1990年末から2000年前半でした。

当時の希望を失った時代の人々にとっては、夢を掲げる主人公に希望を見いだしたり憧れる読者が多かったはずです。

その一方で、現代はどうでしょう。大きな野望を掲げることには以前に比べてそれほど惹かれません。草食系男子と呼ばれる男性が増えたり、若い世代を中心に物欲がない人も増えています。

より現実的に個々がどう楽しむか、誰と比べるわけでもなく自分だけの目的を多くの人が求める時代です。

大きな夢の物語よりも、よりも個人の物語(妹のために鬼を倒す)に焦点を当てているので共感を得たのではないかと推測します。

ストーリーの分りやすさも、以前に増して重要度を上げているような気がします。

重厚な映画よりも、簡単に見れるYouTubeが求まられる時代です。テンポが良く分りやすさが求められる時代に鬼滅の刃のスピード感はかなりハマっています。

漫画としてストーリーの面白さはもちろんですが、主人公の優しさ、大きすぎない自分と家族の物語、分りやすさとテンポ感。

これらが、非常に時代にマッチした結果がこの大ヒットに繋がったのではないかと個人的には考えています。

最後になりますが、作者のセリフ回しのセンスにはただただ脱帽です。初めて読んだときは、絵が苦手・・・絶対早めに連載終わるわって思ってました(汗)

吾峠先生ごめんなさい・・・。こんなに面白い作品になるとは思ってませんでした。魅力的な登場人物。仲間はもちろんですが、鬼達にも感情移入してしまいます。

「鬼も元々は人間だった・・・」炭治郎が言うとおり。人間から鬼にならざるを得なかったストーリーがあるんです。中にはとても悲しい物語も・・・。

まだ読んでいない方は、単純に楽しむも良し、なぜこれほど流行ったのかを自分なりに考察するも良し!面白いので是非読んでみて欲しいと思います。

映画から入ってもいいかもしれませんが、登場人物の関係性やバックボーンを知ってから見た方が絶対楽しいと思いますよ!

今回も最後までお読み下さりありがとうございます。

 

 

 

 

 

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かっつん
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