毎度!
5年ぶりに人生2度目のサーフィンに友人に連れてってもらったかっつんです。行った先は浜松。京都から静岡にフラッと行くサーファーの行動力ハンパねぇーって驚きました。
サーフィンしたのは1日だけでしたが、その日の晩から筋肉痛に襲われ今日で3日目です(笑)
こんなに長く筋肉痛が続くんは初めてです。年のせいなんですかね・・・。
入部して1ヵ月くらいって、まだ体力が全然出来てないんで部活やる度に筋肉痛になったじゃないですか?
そんな激しい痛みに苦しんでます・・・。
でも、これだけ筋肉痛になるってことは身体が超回復で大きくなってるはず!
気を取り直して、超初心者がサーフィンを楽しむためには必要だと感じたことを書いてみますね。あくまでも個人的な感想なんで、そこのところはお願いします。
目次
誰かと一緒に行った方がいい?
始めるなら誰かにきちんと教えて貰った方がいいと思います。
サ-フィンをしている知り合いがいるならその人に、周りにいないのならスクールなどに加入するのもありだと思います。なんでもそうですが、基礎をきちんと覚えた方が上達は早いと思います。
僕もゲティングアウト(パドリングして沖に出ること)が最初全く出来ませんでした。何度も何度も波に跳ね返され、酷いときには波に飲み込まれて溺れそうになりました。
鼻から口から海水を垂らして「死ぬー」なんて泣きそうになってる40代なんて、めちゃくちゃカッコ悪いですよね(笑)
こんなことを繰り返していると、体力も消耗しますし、肩や腕がどんどん疲れてきます。疲れるとパドリングが出来なくなります。そうなると、ますます沖に出れません・・・。
俺は沖に出ることもなく、ここで力尽きていくんや・・・って思ってたら、一緒に行った友人から救いのアドバイスを貰いました。
「波が鎮まるタイミングを待つんや。海を見てたら、あんまり波がこうへんポイントがあるからそこを見つけろ」。そして、パドリングの基本姿勢と板に乗る位置を教えてもらったんです。
え?最初に教えて貰わんかったん???
こんな疑問を持つ人もいるかもしれません。僕の仲間は、身体で覚えろって考えのようです。実践をしながら身体で覚えていけって鬼教官ですね。
教えてもらったことを実践してみると・・・。い、行ける!なんか、進むん速くなってるし波がこうへんタイミングここや!!!
必死に沖へ向けてパドリング!大きめの波が来たら板と一緒にひっくり返れってアドバイスも実践しながらどこまでもパドリング!!
すると、越えられました!波の向こう側に。穏やかな水平線が目の前に広がります。やった!!ついにやったよーーーー!!
僕が越えたのを見ていた友人も「凄いやん!今日の波は初心者にはキツいと思ってたんやけどな。ここまで出てこれたなら今日のミッションはクリアやで」と褒めてくれました。
もっと、褒めて(笑)
でも、ここまで来た代償はかなり大きかった。もう、腕がプルプル震えていた肩がすでにめっちゃ痛い。筋肉痛ってこんなに早くきたっけ?って戸惑います。
そんな僕の様子を気にしてくれていたのか、「無理すんなよー。腕かなりキツいやろ?みんな最初はそんなもんやから」って声かけしてくれます。
うーん、やっぱり経験者がそばにいるのは安心です。自分が無理しないようにと、この腕が限界なのも分ってくれてるんですね。ありがたいことです。
ボードの種類が大切
サーフィンのボードって大きく分けるとショート、ファン、ロングの3種類なんですって。
それぞれの特徴を調べてみました。
①ショートボード
サ-フボードと言えば、誰もが思い浮かべるのがこのショートボードです。
ボードの先端は細く不安定で、ボードの厚さは薄く浮力(水面に浮かぶ力)がないので初心者は全く乗りこなすことが出来ないそうです。
安定感はないのですが、ボードの操作性に優れているので、切れのいいターンやエアトリックなどをやりたいならこのボードに乗れるようにならないと話になりません。
②ファンボード
ショートボードとロングボードの中間のサイズがファンボードです。適度な浮力と操作性を兼ね備えているのでショートとロングのいいとこ取りやんと思いがち。
いいとこ取りはしているんですが、中途半端になってしまっているところもあるので最初に購入するならお薦めはしないそうです。
③ロングボード
一番長さのあるボード。波を捉える面積が広く、厚みがあるので浮力が強くショートボードに比べると断然波に乗りやすいんですって。
安定感があるので、力のない女性でも乗りやすいボードだそうです。ただ、相当大きいので重くて持ち運びが不便なのがネックです。小回りももちろん利きません。
それぞれの特徴を考慮してボードを選ぶようですが、初心者の僕がチャレンジしたのはロングボードでした。初心者はロングボードが良いそうです。
理由としては、サーフィンがそもそも波乗りのスポーツだってことです。要は、波に乗れてなんぼ!波に乗れないと楽しさを感じることが出来ません。
ショートボードはカッコいいんですが、板も短く浮力もないので波に乗るのが難しいんです。バランスを取ることすら最初は大変なんだとか・・・。
その点ロングボードは、浮力もあるしパドルが上手く出来なくても波の力だけで乗れちゃうこともあるんだとか。
波に乗れるってのが非常に大事。だからこそ、波に乗れる可能性が高いロングボードが初心者には向いているらしいです。
波に乗れて楽しいからこそ、次も行きたい!!ってなるわけですしね。
サーフィンのルール
これは僕が教えて貰ったことだけですので一部だとは思いますが、絶対覚えておかないと行けないルールだそうです。やはり、スポーツを楽しむにはルールを守らんとダメですもんね。
教わったルールは3つ。
ルール1.ワンマン・ワンウェーブ(1つの波に1人)
サーフィンは基本的に1つの波に1人しか乗れないんです。これが、最も大切で基本的なルールだそうです。
確かに、1つの波にわんさか人が乗ってきたら、ぶつかって危ないですよね・・・。
もし、誰かが乗っている波にあとから乗ってしまったらどうなるのか?
これは、「前乗り(ドロップイン)」という重大なルール違反になるそうです。下手したらしばかれるかもしれません。
後から波に乗るなら後乗りやないん?と思われたかも知れませんが、すでに波に乗っている人の前方で波に乗る行為を指すので前乗りと呼ぶんやって。
これは、横取りとか横入りするみたいなもんで、相手からしたら気持ちよく乗っていた波を途中から横取りされたら面白いわけがありません。
揉めるもとですし、何より接触してケガや事故に繋がるとっても危ない行為なんで絶対しちゃダメですよ!
しかし、サーフィンを始めたばかりなら、必死になるあまり周りが見えなくなることはよくあることです。実際、僕は全然周りが見えてません。
そのため、先に乗っている人に気付かず前乗りをしてしまうこともあるかと思います。
そんなときはどうするか。もう、素直に謝るの一択です。
悪意はないので、許して貰えるようにきちんと謝りましょう。
ルール2.波に乗っていいのはピークに最も近い人
先ほど、1つの波に乗れるのは1人までとお伝えしました。では、その波に乗れる人をどうやって決めてるの?って思いませんか。
その決め方がこの「波のピーク(波が割れる部分)に最も近い人がその波に乗る権利がある」です。
そうなんです。波の優先権は最もピークに近い人であって、早く立った人ではないんです。もし、あなたが先に立ったとしても、ピークに近い人が立てば波は譲らないといけません。
こういうこともあるから、周りを見渡すようにしないといけないんでしょうね。
ルール3.波に乗ってる人の進路を妨害してはいけない
パドルで移動している人と波に乗ってる人では、波に乗ってる人が優先されます。そのため、パドルで移動している人は波に乗っている人の進路を妨害しないように移動しなければなりません。
例えば、僕が沖に向かっている最中に誰かが波に乗ってきたとします。僕が波に乗ったサーファーの進路上にいるため、そのまま沖に向かって進んだらサーファーと接触しそうです。
こんな場合は、波に乗っている人が優先なので邪魔しないように避けなければいけません。
以上のようなルールがあることは最低限覚えておいた方が良さそうです。しかし、ルールが全てではありません。臨機応変に対応しないといけないときもあるでしょう。
大事なのは、1人1人が譲り合いの気持ちを持ってサ-フィンをしていれば、皆が楽しめるんじゃないかと思います。
ざっと、書き殴ってしまいましたが、筋肉痛が3日も続くほどサーフィンは激しいスポーツでした。正直舐めてました・・・。
まとめると、①初心者は最初のうちは経験者と一緒に行くかスクールを活用して基本を教わった方がいい②自分に合ったボード選びが大事。初心者はロングボード!!③ルールを覚えよう
この3つがまずは大事なことみたいです。
サーフィンをやってみるとかなりしんどいんですが、沖に出て波に揺られていると凄くリラックスできることを知りました。携帯を気にしなくてもいい時間ってのも新鮮でしたしね。
色んなことに縛られて生きているので、そんなしがらみから自分を解き放てる時間が持てるサーフィンって凄くいいなって思いました。誘ってくれた友人に大感謝!
今回も最後までお読み下さり有難うございます。