喜多川泰さん講演会参加! Zoomならアリーナ席!!


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毎度!

昨日は朝からドキドキが止まらなかった、かっつんです。

ドキドキが止まらないんで、朝活と称して筋トレをいつもの2倍やってしまいそうになりました。年なんで無理したら危ない・・・。

左肩が痛いのは筋トレしすぎでしょうか?

目次

ドキドキの原因

ドキドキしてたのは、ずっと楽しみにしていた喜多川泰さんのZoom講演会があったからです。

Zoomなんで画面の前に喜多川さんがいるって事です。超アリーナ席!!これはドキドキしてまいますよね!?

そういえば、あなたは喜多川さんを知ってますか?

この人、僕の大好きな作家の1人です。

喜多川泰さんのプロフィールを簡単に紹介すると、

1970年東京生まれ。東京学芸大学卒業後、教育者を目指し大手学習塾に就職した後に独立。

1998年、横浜に「笑顔と優しさ、挑戦する勇気を育てる」学習塾である聡明舎を創立。人間的な成長を重視した、まったく新しい塾として地域で話題となったそうです。

授業の開始前に生徒に対して、学習意欲を高めたり人生教訓を教えるために話をしていたそうです。

その話を聞いていた、ある生徒からこの話を本にまとめてみたらどうかと言われたことを切っ掛けに、2005年から作家としての活動を開始。

「賢者の書」にてデビュー。2作目となる「君と会えたから・・・」は10万部を超えるベストセラーになりました。

その後も、「手紙屋」「福に憑かれた男」「心晴日和」など次々と作品発表。

2010年に発表された「また、必ず会おうと誰もが言った。」は12万部突破し、2013年9月に映画化され、全国一斉ロードショーとなりました。

最新作の「運転者」にて全18作品となりました。

気になる方は検索してみて下さい。

運転者という本

この方の本は何冊か読んでいるんですが、どの本も心を揺さぶられてしまいます。

だから、ずっと気になっていたんです。喜多川泰ってどんな人なんか。

何よりも、今回の講演会が「運転者」について語るとなれば参加する以外の選択肢はないやろ!!

この運転者という本は、是非読んで欲しい1冊です。

主人公が保険屋なんですが、保険の仕事をしていない人にも学びがある内容だと思っています。

僕はこの本を読んだときに涙が止まらなくなりました。なぜ、この喜多川泰って人は保険屋でもないのに俺の苦しみが分るんやって・・・。

しんどい、苦しい・・・でも誰にも言えない。そんな心の奥に押し込めていた感情が溢れてきて号泣している自分がいたんです。

「運転者」について書いている記事があるので気になる方は、そちらも読んでもらえると喜びます(笑)

だから、Zoom講演会が始まり喜多川さんの顔を見たら、胸に何かこみ上げてくるものを感じ、目頭が熱くなりました。危なく泣いちゃうとこでしたよ。

講演会で喜多川さんは、僕が心を動かされた部分について言及してくれました。

その部分とは・・・。

保険は助け合い

それは、保険の原点である相互扶助の精神です。

どんな話をされたと思います?

喜多川さんほどの売れっ子になると、もちろんいろんな保険屋さんが集まってきますし、もちろん既に加入している保険の担当者がいます。

その担当者が喜多川さんに言うんですって、「掛け捨ての保険だから、何もなければ勿体ないと感じるかも知れません。ですが、安心を買ってると思って下さい」。

これを聞いた喜多川さんは、君が損得だけを考える人間だから相手もそう考えると思ってるんじゃないの?って凄く違和感を感じたそうです。

だって、喜多川さんはそんな風に考えてなかったから。

「保険に入るということは、助け合いのグループに参加するってこと。保険に払っているお金はムダじゃなくて、どこかで困っている人の元に届いている。だから、自分が困った時も助けてね」

シンプルにこう考えていたそうです。

掛け捨ては損だから。このように考える人は多いかも知れません。それは、お金を払っていても自分が受け取れないかも知れないから。

単純に、自分にとって損かも知れないというのが理由でしょう。

でも、そうじゃないんだと喜多川さんは言うわけです。

「損得じゃないよ。助け合いのグループなんだから」

「自分が元気で困っていない時に支払うお金(保険料)は、どこかで大病をしたとか大黒柱が亡くなってお金を必要としている人に届けられるんだから、人の役に立っている」

「困っている人を助けるために支払うお金の何がムダなんだ」

っていう考えをされているんですって。素敵な考え方だと思います。

助け合いのグループに入っている仲間のために使うお金なのに、自分が受け取れないから損だと感じるのか?

自分が困ったときには、そんな仲間達からが払ってくれているお金を受け取るのに・・・。

損得ばかりじゃ疲れちゃう

世の中、全体が損か得かで物事を考えるようになっているって喜多川さんは仰っていました。

その考え方を変えるには、違う価値観に触れるしかない。損得じゃない価値観に触れたときに、自分は「本当はこういう生き方がしたかった」んだと感動し心を揺さぶられる時がある。

熱く語りかける喜多川さんに僕の心も熱くなっていきます。

「僕が心を揺さぶられた話をしたいと思います」

そう前置きし、喜多川さんが語られた話はとても素晴らしい内容でした。

一部をお伝えすると、

『あるスーパーにお婆さんがお買い物に来ていました。足腰も弱っているのか、シルバーカーを押しながらお買い物をしています。

そのお婆さんがある棚で、上の方に置いてある商品を取れずに困っているところを若い主婦が見つけ声を掛けました。「お婆さん、どうしました?」

「上の棚の○○が取れなくて困ってるの・・・」お婆さんの言葉を聞き、その主婦が商品を取ってカゴの中に入れてあげたそうです。

その際に、カゴの中を見てみるとお婆さんがカゴに入れている商品が少し傷んでそう(バナナの一部が黒ずんでいるとか)だったり、牛乳なども消費期限が近かったりしたそうです。

それを見た若い主婦は、

「お婆ちゃん、この商品は傷んでいるからキレイなのに変えた方がいいですよ。牛乳だって消費期限が明日になってる。少しでも消費期限が先のを買わないと損ですよ」

こう言ったそうです。

お婆さんはニコニコしながら、「ありがとうございます」と丁寧にお礼を言って帰って行きました。

しかし、スーパーで若い主婦がお婆さんを見かける度に、カゴの中には少し痛んでいたり形が悪い野菜や果物といった商品が入っていました。牛乳なども消費期限が近いのを買っているに違いありません。

あれだけ言ったのに・・・。なんで、わざわざ損するような事するんだろう?

私の話をちゃんと聞いてなかったの?

主婦は気になって仕方ありません。そして、とうとう我慢出来なくなってお婆さんに聞いてみたそうです。

「どうして、そんな勿体ない買い物の仕方をするんですか?その買い方は損してます!!」

少し驚いた顔をした後、お婆さんはゆっくりと理由を話してくれたんですって。

お婆さんは元々は、学校の先生をしていました。そして、このスーパーの経営者は昔の教え子だったんです。

「私は得をしたいとか損をしたくないとかでお買い物をしていないの。教え子を少しでも応援したくて、このスーパーでお買い物をしてる。

あなたの言うとおり、少しでも痛んでいたり形が悪いとみんなは買わないでしょ?売れ残った商品はどうなると思う?」

思いがけず質問された主婦は、少し考えて答えました。

「捨てられると思います・・・」

「そう、捨てられちゃうの。捨てるって事はお店にとってはどういうことかしら?仕入れに掛かったお金が回収できず、破棄するのにも費用が掛かるんじゃないかしら?

それが続くとお店は苦しくなっちゃう。だから、私が引き受けてるの。どうせ、野菜も炒めたり潰したりしてしか使わないんだから形が悪くても少し傷んでいても関係ないの。

それよりも、この教え子のお店を応援したいって気持ちで買い物をしているから私はこれでいいの」

そう話すお婆さんの話を聞き、若い主婦は何も言えなくなってしまったそうです。

この話を聞き、僕も共感する部分がありました。それは、僕が前から実践している少し損をする生き方に通じるモノがあったからです。

損って言ってる時点でダメかもですが(笑)

僕が実践しているのは、電車に乗った時には座らずに立つ。お店の駐車場に車を止めるとき、なるべく入り口から遠くに止める。牛乳などを買うとき、なるべく消費期限が近いモノを選ぶ。

こういったことです。自分が少し楽をしないことで、周りの人が少しでも楽が出来ればいいなと思っています。

人との出会いが自分の心を震わせ、成長の切っ掛けとなることが多々ある。人との出会いを活かすためにも、自分を高めておく必要があります。

1日の1%(勉強時間)で人生は100%変わる

日々学んで行きたいと改めて感じさせてもらいました。

今回も最後までお読み下さりありがとうございました。


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