お家時間の過ごし方


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毎度!

お客さんの「なんかモノマネして」という無茶振りに応えて、「これ誰か分かります?」って福山雅治のモノマネをしたら田中邦衛と言われたかっつんです。誰が北の国からや!!

田中邦衛やったら「純~!」って言うてるわって、心の中で叫んでました。

さて、コロナになって引きこもり生活が続いてい緊急事態宣言が延長されるわ、日本人にとってヤバいと言われているインド型のコロナウイルス感染者が国内で出たり暗いニュースばかりです。

こんな時こそ、お家時間をいかに過ごすのかが大事になってきます。家に居るのが楽しい♪そんな人にとっては良いでしょうけどね。

あなたはどのように過ごしてますか?

コロナになってからは、YouTube、ネットフリックス、Amazonプライムといった動画サービスを観て過ごす方も多いと思います。契約数がめちゃくちゃ増えたらしいですしね。

今更ながら僕もその仲間入りをしているわけですが、そこで見つけたアニメがめちゃくちゃ面白いんです。今回はそのおすすめのアニメを紹介したいと思います。

そのアニメとは「ハイキュー!!」です。週刊少年ジャンプで連載されていた、累計発行部数5000万部の人気漫画なので知ってる方も多いかもしれません。

ジャンプで連載中、僕はこの漫画をあんまり読んでませんでした。だって、扱っているのがバレーボールなんですもん。

別にバレーボールが嫌いとかそんなことじゃないんです。学校の体育の授業では楽しくバレーボールしてましたし。日本女子バレーのワールドカップなんかは熱中しちゃうときもあります。

ただ、漫画で扱うには地味!!って印象しかありませんでした。

バレーボール漫画は、懐かしのアニメでしか見たことがない「アタック№1」くらいしか知らん…。

野球やサッカーはたくさん名作がありますし、バスケは名作「スラムダンク」を筆頭に「黒子のバスケ」や「ディアボーイズ」とか面白いのありますからね。

そういや「テニスの王子様」も好きになれんかったな…。

マイナースポーツの漫画は面白くなさそうやって食わず嫌いで読んでなかったんです。たぶん…。

そんな僕がなぜ今更ハイキュー!!にハマったのか?

それは、バレー部でマネージャをやっている(らしい)娘がAmazonプライムを観ていたところから始まります。

娘の携帯から聞こえてくる「ナイスキー!!」という掛け声と歓声。ナイスキーって何?何を観てとるねん?って気になってたんです。

しばらく静かになったと思ったら、また「ナイスキー!!」が聞こえます。何や?ナイスキーって…。ナイスキーって何や?どうしても気になったんで聞いてみたら、「ハイキュー」って。

目線をこちらに向けることもなく、聞こえるかどうかくらいの声で面倒くさそうに答える娘。答えてくれるだけマシなんか!?

心は削られましたが、目的である何を観ているのかは分かりました。頑張った俺。

面白くなさそうやったから読んでこうへんかってんな…ハイキュー!!。しかし、僕は成長していました。食わず嫌いやっただけで、観てみたら面白いかもしれん。

こんな風に思えたのは成長です。で、観てみたらハマりました!

それは、見事に!!熱血・青春の詰まった部活系の漫画に弱い僕にはストライクゾーンど真ん中でした。

なんか、スラムダンクを読んでいた時のような感覚でアニメに見入ってしまいました。このアニメの魅力は何と言ってもリアルさじゃあないでしょうか。

キャプテン翼のように次藤の両足に乗った双子が飛んで一緒に打つシュートやシュートしたボールが虎になってゴールネットを突き破るようなド派手な技は出てきません。

練習したら俺も出来るんじゃね?みたいなシーンの連続です。テレビで実際の試合を観てるような感覚になるんだから不思議です。

そして、観ているうちにバレーボールの見方がどんどん変わっていくんです!ハイキューを観るまで僕は、バレーボールの花形ってスパイカーやと思っていました。

上がったトスを高い打点から、相手コートにバチコーン!!って叩き込む。カッコイイですよねー。

でも、ハイキューの登場人物達は自分のポジションこそ最高にカッコイイってことを教えてくれます。

例えば、主人公の相棒の影山くんはこう言います。

「確かにスパイカーはカッコイイ。けど、敵のブロック欺いて、スパイカーの前の壁を切り開く。難しくて、カッコよくて面白いのがセッターだ!!」

どんなに凄いスパイカーでもブロックに掴まってしまうと、思うようにスパイクは決まりません。スパイカーが気持ちよく打てるように、道を作るのがセッター。なんか、カッコイイですよね!!

別の回ではこんなセリフもあるんです。リベロ(レシーブなど守備専門の選手。一人だけユニフォームの色が違うポジションです)の選手が言います。

「エーススパイカーって花形ポジションに比べたら、セッターとかリベロはパッと見地味だもんな。けどよ、試合中会場が一番ワッと盛り上がるのは、どんなすげぇスパイクよりスーパーレシーブが出た時なんだぜ」

確かに!!テレビで試合を観てても、物凄い威力とスピードのスパイクをしっかりとレシーブしたのを見ると「あんなん取れるん?スゲー!!」って興奮しますよね。

どのポジションも魅力があって、全員凄い。

「バレーはコートに6人。6人で強い方が強い!!」この言葉が心に響きます。

書いてて思いましたが、そうなんですよね。ハイキュー!!って名言と言うか心に響く言葉がちりばめられているんですよね。

特に部活をやっていたらグッとくるんじゃないでしょうか?最後までやり切った人も、途中で挫折したり、逃げ出してしまった人も…。

僕がグッときたセリフをここで2つご紹介します。一つ目は現役の時、控えだったOBのセリフ。

「俺はもちろんエースじゃなかったし、スタメンでもなかった。練習もきっついし辞めたいと思ったこともあった。

でも、初めて試合でサービスエースを決めたとき思ったよ。“あぁ、俺はこの一本のために何十時間も練習したんだ”

そんで、この一試合、この一本、この瞬間をまた味わえるなら、キツイ練習もやれるって思ったよ」

これ、なんか分かりませんか?レギュラーになれなくても練習のキツさは変わりません。試合に出られへんのに、なんでこんなしんどい思いせなあかんねん…って心が折れそうになることもあります。

でも、コツコツと積み上げてきた努力が報われる瞬間があるんです。努力は裏切らないって感じる瞬間ですよね。この気持ちよさを知ったら、ツライ練習も頑張れます。

しかし、努力が必ずしも報われるわけではありません。試合などは勝負事なので、報われないときももちろんあります。勝者がいれば、敗者もいるわけです。

2つ目は試合に負けた相手チームの選手のセリフです。

「あの時もう少し、もう少しだけ頑張ってたら。筋トレも走り込みももっと頑張ってたら。もっと主将らしくできてたら。レシーブ一本に必死になれてたら。あと一歩足が前に出ていたなら。

もう少しバレーをやれていたんだろうか…」

このセリフ、めちゃくちゃ胸に刺さりました。こんな経験、部活やスポーツ以外でもしたことはあるんじゃないでしょうか?

たらればを言っても仕方ないんですが、あと少し頑張れたんじゃないか?必死にやったのか?全力を出し切ったか?と終わって初めて後悔したことってあるんじゃないかな。

僕はあります。全力でやってダメなら諦めがつきます。でも、途中から尻に火が付いて全力を出したときなんかは凄く後悔しますよね。最初から、全力を出してたら結果は違ったんだろうか?って。

そして、泣きながら思うわけです。

「もう一回…。もう一回やらせてくれよ!!!」って。

こんな風にド直球なセリフや描写に心を揺さぶられるのも、リアルだからです。これが、試合の時にあり得ない必殺技とか出てきてたらどうですか?

もう少し努力していたら結果が変わったんだろうか…。なんて言われても、絶対無理やん!あんな反則技使われたら無理やってとか思っちゃいますよ。

もう一回やらせてくれよ!!なんて聞いても無理無理、何回やっても一緒やってとしか思いません。

現実にあるリアルな描写やからこそ、同じような経験や感情を感じたことがあれば心に響くんですよね。あぁ…、俺もこんな時があったな。そうそう、その気持ち分かるよって。

そして、泣くっていうね(笑)

お家時間の過ごし方の1つとして、ハイキュー!!を観ながら学生時代を思い出して心をスッキリさせるのはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んで下さりありがとうございます。


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