火災保険値上がりするってよ!


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毎度!

毎日の暑さに溶けそうになっているかっつんです。日中、車の中の暑さは異常ですね!

お客さんのところに訪問して、1時間程滞在したあとで車に乗り込むとサウナ?ってくらい暑い…。

こんな中にずっといたら死んでしまうわ…って思うくらい車内に熱が籠もっています。たったの1時間やのに。

これくらいの時期になると、子どもを車内に置いたままにして亡くならせるニュースを聞いたりしますが、そりゃ死んでまうわ…。

それでも、エアコンがガンガン効いた部屋でじっとしていると寒くなるんで外の方が好きなんですけどね。

今回は火災保険について書いてみます。

あなたもニュースで知っているかもしれませんが、来年2022年に火災保険が値上がりします。

恐ろしいことに近年では、毎年のように値上がりしています。値上がりの理由は簡単で、支払いが増えているから。

ここ数年、毎年のように台風や大雨などの自然災害で大きな被害がでていますよね?

台風や水害なんかの被害は、火災保険の対象になっています。(契約内容を確認してみて下さい)

火災保険って火事の時にしか使えない保険じゃないの!?っていう人もいますが、火事だけじゃないんです!!

台風や雪の被害、水害、泥棒被害や水漏れなども実は保険が使えるんです。もちろん、契約した内容によってどこまでが保険の対象かは異なります。

きちんとした内容で火災保険に入っていると、

①自分で故意に壊した

②経年劣化(シロアリなどの虫食いも含む

③地震による火災や損壊(地震保険でカバー)

この3つ以外での損害であれば、ほぼカバーできる保険になっています。

実際、僕のお客さんでこんなケースがありました。

キャンプに使うテントを購入したので、自宅で広げてみようとしたそうです。その過程で、誤って道具がテレビに当たってしまいテレビが壊れてしまいました。

このテレビの修理代って保険使えると思いますか?

実は、使えるんです。火災保険に破損・汚損の補償を付けていれば、このような不測かつ突発的な事故での損害も保険でカバー出来ちゃうんです。

意外と色々使えるんですよ火災保険って。

このように保険って、使えることを知らないで請求しなかったなんてことが多いんですよね。だから、何かあった時にはとりあえず担当者に連絡してみるというのも一つの方法だと思います。

ダメ元でいいじゃないですか。

ネットや訪問などで、火災保険の請求を代理でやりますよっていう業者を多く見かけます。

この業者が今、めちゃくちゃ問題になっています。トラブルが非常に多い!!

何が問題かと言うと、代理請求業者は火災保険の請求を無料で全部やります。その代わり請求して保険金が出たら、受け取った金額の30~40%を手数料としてもらいますって多くの業者は言ってくるみたいです。

30~40%ってぼったくりじゃないですか?

普通なら、お客さんもここでおかしいって気づくはずです。

例えば、台風で屋根が壊れて雨漏りしてきたとします。その屋根の修理代として200万円がかかったとしましょうか。

その200万円の請求が通ったら、手数料が30%だとすると業者に60万円を払わなければいけません。業者に支払いしたら、残りの140万円やと修理代足りひんやん…ってなりますよね。

そこは業者も分かっています。だから、このように言ってくるんです。

「お家で直したいところないですか?それ全部請求しちゃいましょう。例えば修理代が200万円なら300万円請求して通ればウチに90万円払っても○○さんの手元に10万円残りますよ?」

こんな感じで水増し請求をしてきたりします。しかも、先ほどこんな時は保険が出ないって言った内容を覚えていますか? ②を思い出して欲しいのですが、経年劣化は出ません。

だって、おウチが古くなったからリフォームするってだけで保険が使えたら保険会社は大赤字です。もし、経年劣化も保険が使えるとしたら、保険料はめちゃくちゃ高くなってしまいます。

それなのに、経年劣化も請求してくるケースが多いんです。

そうすると、保険会社からすると詐欺に当たるわけです。一旦、お金を支払ったとしても不正な請求が分かれば返してと返済の要請もしますし、その上で最悪契約を解除されてしまいます。

業者からしたら、そんなことはお構いなしですからね。手数料さえ払ってもらえれば、その後でお客さんが返済させられても関係ありませんし。

保険会社が請求の段階で気づいたとしても、「やっぱりダメでしたね」とか「ここの保険会社は支払い渋いんですよね」とか適当なことを言っておいたらいいだけなんで気楽なもんです。

何が言いたいかというと、このような業者に頼る前に保険の担当者に連絡をして欲しいということです。

火災保険が台風などでも使える事を知らなかったという方もいるので、保険業界の啓蒙活動が足りていない部分はありますし、何かあった時に連絡をもらえるよう信頼関係が築けていないという反省点もあります。

少しづつでもいいから、正しい情報をお客さんに提供していくことが大事なんだと思います。

保険屋の話なんか聞きたくねーって思われるかもしれませんが、それはタイミングがまだ来てないだけ。

話を聞いたから保険に入らないといけないキマリなんてないんですから、どんどん話は聞いた方が実はいいんです。

聞くだけなら無料ですからね。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。


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