まいど!
緊急事態宣言も明けたので、久々にジムへ行ったら筋肉痛で体がバキバキのかっつんです。何事もやりすぎるとダメですね…。
先日、職場でなぜか「東京ラブストーリー」の話題になりました。
織田裕二演じる永尾完治(ながおかんち)と鈴木保奈美演じる赤名リカの切ないラブストーリーを覚えている方も多いのではないでしょうか?
そのワンシーンに赤名リカがメッセージを書いた書置きの上に永尾完治が荷物を載せてしまい、メッセージに気づかないままになってしまうというのがあります。
雨の中、完治が来るのを延々と待ち続けるリカ。
書置きに気づいて駆けつけた完治に向かってリカが一言「電池切れちゃった…」このシーンがたまらんと熱弁を社長がしたのが始まりですね。
当時はポケベルもましてや携帯電話もない時代。今のように簡単に連絡が取れないからこそ起こるすれ違い。
そんなすれ違いにモヤモヤしたり、切なさがあるよなってシミジミと語られたんですが、僕は全く覚えてませんでした(笑)
めっちゃ同意求められたけど、すいませんとしか言えへん!!東京ラブストーリーめっちゃ見てたのに…。
そこから織田裕二の出ているドラマは面白いって話になったところから今回のテーマに行きつきました。
目次
名作「お金がない!」
織田裕二さんが出ていた作品って、あなたは何が思い浮かびますか?
「踊る大走査線」「東京ラブストーリー」「お金がない!」「振り返れば奴がいる」「SUITS/スーツ」などなどありますよね。
僕の中では織田裕二さんが出るドラマに外れはないと勝手に思っています。見ていないドラマもありますが見たのは全部面白かった。
映画でも「県庁の星」「僕の妻と結婚してください」とか面白かったんです。はい。
だから、織田裕二さんは僕の好きな俳優の一人なんです。そして中でも、僕が好きやったんが「お金がない!」なんです。
このドラマの中で強烈に僕の印象に残っているシーンがあって、そのシーンを深堀したのが今回分かち合いする内容です。
どんなシーンかというと、織田裕二さん演じる萩原健太郎はめちゃくちゃ貧乏なんです。貧乏ながらも幼い2人の弟と一緒にささやかながら楽しく暮らしています。
失業した健太郎が再就職が決まったので、弟たちはプレゼントを買おうとするんです。
弟たちのために、自分の事はいつも後回しにする大好きなお兄ちゃんに感謝の気持ちをプレゼントに込めて伝えたいと考えます。
多分そうやったはず…。
そして、コツコツと貯めていた豚の貯金箱を割ってたくさんの小銭をもって小さな2人弟が向かった先はデパート。
豚の貯金箱を割るシーンで、いや割らんでもええんやで!?豚のお腹の所に取り出し口があるんやでって思ったのは内緒です。
デパートに向かったのは、再就職先の会社でシュレッダーに巻き込まれて短くなったネクタイで帰ってきた兄を見て、ネクタイを買ってあげようと思ったわけです。
ええ子たちやーーー(涙)
「健太郎兄ちゃん、喜んでくれるかな?」一番下の弟が、目をキラキラさせて聞いてきます。「うん!きっと喜んでくれるよ」真ん中の弟が答えます。
そして、2人は期待に胸を膨らませて、デパートの紳士服売り場へと向かうのです。このドラマ見てた方、思い出してきました?
1円玉はお金じゃないの?
しかし、しかしですよ。残酷なモノでデパートは小銭での支払いを拒否するんです。弟たちが一所懸命貯めた小銭だけではうちは受け取れないと。
帰ってくれと突き放す紳士服売り場の店員。床に散らばった小銭を拾いながら、涙を流す弟たち…。
会社からの帰宅後、そのことを聞いた健太郎(織田裕二)は、後日そのときのデパートの女社長が会社に訪問すると聞いて応接室に乗り込みこの名言を発します。
あなたのデパートで、弟たちが私にネクタイを買ってくれようとしたけれど、お金を払おうとしたら受け取ってもらえなかった。
「これ(1円玉)はお金じゃないの?そう聞く弟たちに、私は何と答えたらよかったんでしょうか…?」
1円を笑う者は1円に泣く。お金の大切さを伝える格言にも1円玉を大切にしないといけないみたいなのがあります。
当時は1円玉もお金やで…って同情しながら、小銭ばかりの貧乏人は相手にせんのかいって憤っていた記憶があります。
その時の記憶を思い出したときに、ふと疑問が浮かんだわけです。本当に小銭ばっかりやと拒否って出来るん?と。
硬貨には使える上限があった
調べてみると、実は法律があるようです。紙幣(お札)は無制限に通用するんですが、貨幣(硬貨)は「額面価格の20倍まで」を限度として通用すると決められているんです。
1円、5円、10円、50円、100円、500円に関しては、それぞれ20枚づつまでは支払いに使ってもいいけれど、20枚以上を支払い時に出すと相手は受け取り拒否もできるそうです。
知らんかった…。
12,000円の商品を買う時に、100円だけで支払おうとすると120枚になるのでダメですが、100円20枚、500円20枚で支払うならOKということです。
相手が了承すれば、20枚以上でも支払えるようですが…。
ドラマの中でデパートが大量の小銭での支払いを拒否したことは、実は別に間違ったことではなかったんやってのが分かりました。
心情的には売ってあげてよってなりますけど。
ドラマの回想から、小銭が使える上限について調べてみたら知らなかったことが分かったので分かち合いしました。
大量の小銭を使う機会はそんなにないかもしれませんが、知っていたらいつか役に立つかもしれません。
今回も最後までお読みくださりありがとうございます。