銀行に預ければ安心って本当!?


Pocket

毎度!

SPY×FAMILY(スパイファミリー)というマンガが面白すぎてドハマりしているかっつんです。

夫はスパイ、母は殺し屋、娘はエスパーという幕の内弁当的な設定に心躍らない男子はいるでしょうか!?(いや、いない!!)

Amazonプライムで視聴できるので、ぜひ一度見てみて下さい。

では、本題に入ります。

あなたはお給料が入ったら、そのお金をどこに預けますか?

給料は銀行振り込みやからもちろん銀行って声も聞こえてきそうですが、銀行にお金を置いておくだけで本当に大丈夫なんでしょうか。

銀行にお金を預けておくのが普通だと思っていませんか?

僕たちは残念ながら、学校でお金の勉強をしてきませんでした。社会に出てからも、お金の勉強は出来ません。

日本では、自分で掴みにいかないと誰もお金の知識を教えてくれません。

一方、海外では義務教育の中で金融知識を学ぶそうです。

日本人にお金の知識をつけさせなかったのはGHQの陰謀だでしょうか。

「金融の知識を付けて、日本人が金を持つとまた戦争しよるぞ」とマッカーサーが言ったのかもしれません。

知らんけど。

とにかく、先進国の中でお金の知識を学校で教えないのは日本だけという話を聞いて僕は衝撃を受けました。

やっと、最近になって学校教育で金融知識を教えようとなっているそうですが、教える科目が家庭科って!

家庭科の先生に金融知識が教えられるわけないやん!!って思っているのは僕だけではないはずです。

話が脱線しました。

要は、お金に対して何も学んでこなかった僕たち日本人と、他の先進国の人達では、お金の知識レベルが赤ちゃんと大人くらい違うという事です。

お金の預け先という話を冒頭でしましたが、日本では代表的なところが3つあります。

1つ目は銀行です。2つ目が証券、そして3つ目が保険です。

この3つは金融庁が監督しており、かなり厳しい取り決めがあるので預け先として安心できるのではないでしょうか。

では、お金の預け先を皆さんがどうするかというと、50%以上の方が銀行を選んでいます。

銀行だけの方も少なくありません。

では、アメリカはどうかと言うと50%以上の方が株や投資信託といった証券を選んでいます。

「預け先にその金融機関を選んだのはなぜですか?」

この質問をしたところ、日本とアメリカではお金に関する捉え方の違いがよく分かりました。

銀行を選んだ日本人の一番多い答えは「安心だから」。

何が安心か、もう少し掘り下げると「お金が減らないから」という事が分かります。

実は、証券を選んだアメリカ人の一番多い理由も「安心だから」です。

やはり人がお金の預け先に求めるのは、世界共通で安心なんですね。

ここで、アメリカ人が思う安心とは何かを掘り下げていくと、こちらも「お金が減らないから」なんです。

ビックリしません?

日本人もアメリカ人もお金の預け先に求めることは「安心」であり、安心の理由は「お金が減らない」なんです。

同じ理由なのに日本人は銀行、一方でアメリカ人は証券会社を選んでいるんです。

アメリカでは銀行の信用がないんでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

「お金が減らない」ここの認識に秘密が隠れているんです。

どいうことかを分かりやすく伝えるにはどうしたらいいかな?と思っていたらとても上手に説明している方がいました。

インスタやTikTokで活躍されているきょうか@貯金の先生さんです。

では、彼女のお話はこうです。

時は2012年、とあるところに夫婦と長女、長男の4人家族がいました。

あなたはそのお家のお父さんだと思って下さい。(女性の方もお父さんの立場をイメージ下さい)

普段、なかなか家族サービスをしていなかったあなたは日曜日に家族をUSJに連れていきました。

家族はみんな大喜び。普段あまり口を聞いてくれない長女も「楽しいね。お父さんありがとう」と感謝してくれました。

その晩、寝る前にベンドの中であなたは今日の楽しかった1日を思い出しています。

今日は楽しかったな。子どもたちもあんなに喜んでくれて…。

子ども達の笑顔を思い出しながら、あなたは決心するわけです。

「よし、決めた!!10年後にもう一度USJに家族を連れて行こう!!」

この楽しい思い出をもう一度というわけで、10年後にもUSJに行くために銀行にUSJ貯金をしたとします。

ワン・デイパスが6400円だったので家族4人分25,600円を貯金しておきました。

時が流れ、10年後の2022年。ついにUSJに行く日がやってきました。

あなたは家族みんなでUSJに行って楽しい思い出を作れたでしょうか?

どうなったと思いますか?

答えは「あなたと息子さんはUSJに行けず、奥さんと娘さんの2人が行って楽しんできた」です。

どうですか。なんかありそうな話でしょ!?

この例え話はめちゃくちゃ分かりやすいと思いました。

家族で楽しもうと計画してきたのに、こんな寂しい結末が待っていたんです。

どうしてこんなことになったんでしょうか。せっかく、この日を楽しみに必要なお金を10年前から貯金してたのに…。

風邪とか体調不良で行けませんでした…なんてオチではないですよ。

あなた(お父さん)と息子が行けなかった理由は、USJ貯金のお金では2人分のチケットしか買えなかったからです。

詳しく言うと、2012年USJのチケット代は6400円でした。しかし、2022年には8900円になっていたんです。

実は、このような物価上昇はいたるところに起こっています。

4月に入学式のあった方もいるかもしれませんが、小学生の時に背負っていたランドセル。

2011年の平均価格は36,500円でしたが、2021年には60,000円になっています。

なんとなく、僕の言いたいことが分かってきましたか?

楽しい思い出をもう一度味わうために、銀行に預けていたUSJ貯金は6400円×4人分=25,600円でした。

しかし、チケット代が8900円に値上がりしていたので、貯金していたお金で買えたのは2枚(17,800円)だけでした。

では、どうすればこの家族が4人で楽しくUSJに行けたのでしょうか?

単純に言えば、6400円×4人分のお金が、8900円×4人分になるところに預けていれば全員が行けたわけです。

10年でこれだけお金を増やそうと思うと、年利3.4%必要です。

つまり、預けた銀行に年利3.4%以上の利息が付いていれば良かったわけです。

3.4%の利息が付く銀行ってご存じですか?

残念ながら、僕は知りません。知っていれば、ぜひ教えて下さい。

一般的な銀行の金利は0.001%です。この金利でなんとかなりそうですか?

なりませんよね。この利率では、USJのチケットの値上がりに全く間に合いません。

このことが、日本人とアメリカ人の認識の違いに繋がっています。

なんとなく分かってきました?

日本人のいうお金が減らないは「額面が減らない」という事を指しています。

100万円を預けていれば10年後も100万円であれば減っていないという事ですよね。

しかし、物価が上がると先ほどの家族のように行ける人数が減ってしまいます。

一方で、アメリカ人のお金が減らないは「購入する数や質、サービスが減らない」ということを言うのです。

そのために、物価上昇に負けないよう株式や投資信託に預け、お金を運用しているのです。

物価が上がると、額面は減っていなくても購入できる数や受けられるサービスは下がってしまいます。

額面が減らない方がいいのか、受けられるサービスや物を購入できる数が減らない方がいいのか。

あなたはどちらですか?

もし、後者なら銀行に預けておくことが本当にお金を減らさないことでしょうか?

もっと、いい方法があれば知りたいですか?

知りたい方はご連絡下さい。

最後までお読み下さりありがとうございます。

今日も応援しています。


%d人のブロガーが「いいね」をつけました。