毎度!
寝違えてしまって首が回らないかっつんです。90度でも痛いので、ロボットみたいな動きになってます(笑)
目視で後ろを観ようとすると首が痛いので、車の運転が怖いです…。
話は変わりますが、あなたはお菓子などの食品で「あれ?なんか少なくない?」って感じたことありませんか?
気のせいかな?なんて僕も思っていましたが、気のせいではなく実際に減っていたんです。
普通の値上げなら、僕たち消費者もすぐに分かります。
値札を見れば、高くなっているのが分かりますから。
では、値段は一緒だけれども容量が減っている場合はどうでしょう?
なかなか、気付きませんよね。
このように見つかりにくい値上げを、ステルス値上げと呼んでいます。
ステルスとは英語で「隠密」や「こっそり行う」という意味があります。
敵のレーダーに映らない戦闘機をステルスと呼んでいるのを映画なんかで観たこともあるのではないでしょうか。
メーカーが原材料の高騰や消費税アップなどによって商品の値段を上げたい場合、あからさまに値上げをすると消費者が敬遠して売り上げが落ち込んでしまいます。
そこで、価格やパッケージは変えず、容量やサイズを小さくすることで実質的な値上げを果たせます。
いつも買っているヨーグルトの重さや箱アイスの本数が、いつの間にか減っていることに気付いた経験があなたもあるのではないでしょうか。
ステルス値上げにより、容量が変化していて僕も驚いた商品をいくつか紹介します。
まずは、ポテトチップ。
カルビーさんが有名ですが、実は日本でポテトチップを最初に商品化したのは湖池屋さんだったんですね。
知らんかったです。
容量はどのように変わったんでしょうか.
1981年 90g → 2021年 60g
なんと40年で30gも減っています。袋を開けた時に、なんか少なくなった?とあなたが思っていたら、その感覚は間違いではなかったわけです。
次に、きのこの山とたけのこの里。
このお菓子のこと、好きな人も多いんではないでしょうか。ちなみに僕は、たけのこの里派です。
2005年 84g → 2021年 70g
減っていないと思いたかったんですが、こちらも容量が16年の間に14g減っています。
最後に僕が一番ビックリしたのがカントリーマウムです。子どもの頃、おやつに出てきませんでした?
懐かしくて美味しいカントリーマウムですが、
2005年 1枚11g 30個 → 2021年 1枚10g 20個
とこれだけの変化がありました。
衝撃!
個数が10個減っているだけでなく、一個当たり1g減っていたんです。
どうりで…、小さくなったような気したんや。
いったい、カントリーマウムはどれくらい減ったんでしょう。
11g×30個=330gあったのが、10g×20個=200gになったわけですから330g-200gで130g減っています。
16年で130g減っているって驚きません?
ここに紹介したモノは、あくまで一部でしかありません。パンやカップ麺や飲料水などでも、このような事が起こっています。
あなたの身の回りの製品や商品で昔よりも安くなっているモノはありますか?
あれだけ長い間、ずっと10円だった「うまい棒」でさえ、4月から2円の値上げしています。
目に見えて値段が上がっているわけではなく、値段は変わらないが中身の量が減っているというのがステルス値上げです。
これも実質的な値上げですよね。
現在、色んな物の値段がどんどん上がっています。原油の高騰やウクライナ侵攻により、これから更に物価が上がるとも言われています。
物価の上昇に合せて、あなたのお給料は増えていますか?
増えているのであれば、問題はありません。
しかし、増えていないのであれば支出の割合が増え、家計を圧迫することになるかもしれません。
そうなる前に、正しい固定費の見直しとお金の働かせ方を学ぶ必要があるのではないでしょうか。
今回は、僕たちが知らない間に値上がりしているステルス値上げについて書いてみました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。今日も応援しています。