最近、地震多くないですか?


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毎度!

爪が伸びるのが早いので、1週間に一度は爪切りしているかっつんです。爪が早く伸びるのはエロい人というウワサは本当でしょうか?

この頃、地震が多いと感じませんか?

僕は京都に住んでいるのですが、今年は地震がやけに多いなと感じています。小さいのが多いのですが、5/2には震度4の地震もありました。

小さな地震が頻発するのは、大きな地震がくる前触れだ。

地震が気になるから目に留まるのか、南海トラフがいよいよ来るかも!なんて不安を煽るような書き込みをネット上で見かけたりもします。

しかし、調べてみると小さな地震が頻発したからと言って大きな地震がくるという説には根拠がないそうです。過去にそういうこともあったくらいの認識でOKみたいです。

ただ、備えておくに越したことはないので、日ごろから災害に備え、水や食料などの非常食や避難用品は準備しておくべきだと思います。

また、経済的な地震への備えには保険を活用することも出来ます。

例えば、地震が起きたとき避難中にケガをしたらどうでしょう?入院するような大ケガであれば医療保険が役立つかもしれません。

家(建物)や家財に被害が出た場合には、地震保険が役に立ちます。

僕は保険屋なので、地震による被害の連絡をこの頃ちょくちょくもらいます。

地震保険について間違って理解されていたり、よく分かっていらっしゃらないなと感じる部分があります。その辺りを今回はお伝えしたいと思います。僕の説明が下手くそなだけかもしれませんが…。

まず、地震保険の基本が以下の2点です。

①地震保険は火災保険に加入しないと入れない。

②地震が原因で起こったことは全て地震保険からの支払い。阪神淡路大震災のように、地震によって起こった火災で、家が燃えたとしても火災保険は支払われない。(火災保険では地震は免責)

ここまでは、ご存じの方も多いんではないでしょうか。

次に、地震保険で一番注意していただきたいことをお伝えします。

それは、保険金(損害時に受け取れるお金)を火災保険の半分までしか掛けられないという事です。実際に地震が起こって家が壊れたとしても、立て直しにかかるお金は全額出ません。

お客さんから、地震の時は建て直せへんやん(お金が足りひん)と言われるのですが、保険の目的が違うので仕方ないと思って頂くしかありません。

保険の目的でいうと、火災保険は火事で燃えたり台風などの天災で損害を受けた時に、元通りに戻すための原状回復費用を支払うことを目的としています。(保険金が上限です)

一方、地震保険は原状回復費用を支払うことが目的ではなく、被災後の生活費用を賄うことを目的としています。なので、火災保険の半分までしか保険が掛けられません。

支払い方も特徴的で、保険会社が委託した鑑定人がお伺いして実際の被害を確認します。そして、被害の状況に合わせ、全損・大半損・小半損・一部損のどれかに分類します。

そして、分類された項目によって決められているパーセンテージを保険金として支払います。

例えば、火災保険の保険金額が2000万円だとすると、地震保険金額は1000万円になります。

この1000万円を上限に、損害区分により決められた割合で支払われます。

全損だと100%の1000万円、大半損は60%の600万円、小半損は30%の300万円、一部損なら5%の50万円というような支払い方になります。

被害を鑑定人がどう判断するのかによって、受け取れるお金が大きく異なります。地震保険でお客さんと一番揉めるのがこの区分けのところです。

そりゃ、これだけ受け取れるお金が変わるんであれば、少しでも上の被害に認定して欲しいのが人情ですよね。

しかし、地震保険は国が運用している保険なので厳格な規定があります。だから、保険会社が被害を査定せずに鑑定人に委託しているわけです。

文句を言いたくなるお客さんの気持ちも分かりますが、国の基準による査定なので鑑定人の判断を覆すことは簡単ではありません。

実際のところ、地震の判定で多いのは小半損や一部損のようですから。

ここで、地震の時に少しでも受け取れるお金を増やすオススメの方法をお伝えします。

それは、家財にも保険を掛けることです。なぜなら、地震の際は家財の方が大きな損害になりやすいからです。

なので、建物よりも家財の方が受け取りやすと思っています。

今年の10月に火災保険が改定され、値上がりします。地震保険も一緒に値上がりすると思われるので、まだ加入していない方は検討してみてはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。今日も応援しています。


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