毎度!
ヒコーキ雲を見つけるとテンションが上がるかっつんです。
なんか真っ青なキャンパスに真っ白い線を引いたようなあの感じがすごく気持ちよくて好きなんですよね。分かります?
さて、今回は表題の件について書いてみようかなと思います。
パートで仕事されている方からよく聞きますよね。扶養の範囲内でって。
扶養の範囲内ってどういうこと?それっていくらまでなの?
そんな疑問をお持ちの方には役立つ情報だと思います。
個人的には扶養とか気にせずにどんどん働いた方がいいと思っています。
では、さっそく本題に入っていきましょう。
目次
扶養には2つの種類がある
扶養内で働くとよく聞きますが、扶養控除には「税制上の扶養」と「社会保険上の扶養」の2種類あります。
ここでは、ご主人が奥さんを扶養していることとして話を進めます。
・税制上の扶養
ご主人が奥さんを扶養に入れることで、配偶者控除や配偶者特別控除といった税制上の優遇制度を受けることが出来ます。この制度を使うことで、ご主人の所得税や住民税が節税できます。
・社会保険上の扶養
ご主人が奥さんを不要に入れることで、奥さんは社会保険料や年金保険料を支払わなくても健康保険に加入できたり、年金を納めていることにできています。
奥さんがパートで一定以上の収入を得ると、社会保険に加入する義務が発生します。
そうすると、手取りが減ってしまうためご主人の扶養のままでいられる金額に収入は抑えた方が得だと考えられているわけです。
でも、本当にそうなんでしょうか?
さらに詳しく見ていきましょう。
税金がかかる壁は大きく6つ!
1.100万円の壁
2.103万円の壁
3.106万円の壁
4.130万円の壁
5.150万円の壁
6.201万円の壁
特に106万円と130万円の壁は重要です。
100万円からは住民税が掛かりますし、103万円からは所得税が掛かるようになります。しかし、どちらも大きな金額ではないので、それほど気にしなくてもいいと思います。
すごく重要な106万円の壁
年収106万円からは社会保険の壁があります。
例えば、年収110万円だと年間約156万円の社会保険料の負担が発生します。つまり、手取りが95万円ほどになります。
106万円を超えるか超えないかで手取りが大きく変わってしまいますが、一方でメリットもあります。
・老後の年金が増える
・障害時や死亡時の追加の年金保障
・就労不能時の一部給与保障
年収106万円以上の方で、下記条件に該当した場合は社会保険加入により手取りが減ります。
社会保険料を払った上で、105万円(社会保険加入をしないギリギリの金額)を手取りで稼ぐには、だいたい125万円程を稼ぐ必要があります。
条件
・従業員が501人以上の企業で働いている
・週の所定労働時間が20時間以上
・勤務期間1年以上またはその見込みがある
・月額賃金が8.8万円以上
・学生以外
一部例外はありますが、中小企業で働いている方はこの106万円の壁には該当しません。
すごく重要な130万円の壁
先ほどの106万円の壁で条件に該当し、社会保険料の支払いをすでにしている人には関係ありません。
先ほどの条件5つに該当していない人でも、130万円を超えると社会保険に強制加入となります。
129万円(社会保険料を払わないギリギリの金額)並みの手取りを確保するには、おおよそ150万円~170万円ほど稼ぐ必要があります。
多くの方が気にされているのが。この130万円の壁ではないでしょうか?
この金額に届きそうになると、調整のために仕事に行く回数をセーブするなんて話もよく聞きます。
130万円以上稼げるのに、セーブすることが本当に賢いんでしょうか?
ご主人の年収が高いなら気をつけよう150万円と201万円の壁
配偶者特別控除という控除があり、奥さんの年収が150万円を超えると少しづつ減っていきます。
201万円を超えると配偶者特別控除がなくなります。
これによりご主人の所得税・住民税が上がる可能性があります。
とはいえ、奥さんの年収が上がっているということは世帯年収も上がっているはずです。
だから、あまり気にする必要はありません。
ご主人が自営業の場合
ご主人が自営業をされているなら、国民健康保険や国民年金に加入されていますよね?
加入されていれば、奥さんもすでに国民健康保険と国民年金に加入されているはず。なので、130万円(106万円)の壁を気にする必要が最初からありません。
壁など気にせずにどんどん働きましょう
まとめ
主婦のパートは扶養の範囲内で抑えるものと思われている方も多いかもしれません。
それ以上働くと損するって聞くしとか、周りの人もそうしているからとかそんな理由で扶養の範囲内でしか働いちゃダメって思っていませんか?
扶養を外れても、そこまで大きく世帯収入がダウンすることはありません。
むしろ、奥さんも頑張って働くことで世帯収入が大きくアップする見込みもあるんです。
奥さんも社会保険に加入することで、将来受け取れる老齢年金が増額されます。
また、病気などで働けなくなった際には傷病手当を受給できたりもします。
働けるうちに壁などぶち破って、どんどんと働くことを個人的にはおススメします。
あらほりさんというFPさんが、インスタで役立つ情報を発信されているのでフォローされることをオススメします。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。