お金って何なんだろう・・・?


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 毎度!

京都の幸せ配達人、勝浦 豊です。

今日は、タイトルにもあるようにお金についての

話です。

タイトルは、僕が気になったCM中のセリフ。

何のCMか分かります?

小栗旬さんが登場する、三井住友カードのCMです。

普段、あまりTVを観ないのですが、ラグビーW杯は

夢中になって観ていたのでさの際にこのCMを知りました。

3パターンくらいあるようですが、小栗さんが

お金って何なんだろう?と独り言のようにつぶやくセリフが心に残ります。

 お金って何なんだろう?

この問いに答えられる人はいるんでしょうか?

別にお金が全てやないし!

お金では買えないモノの方が大事やと思ってるし!

こんなこと思ってませんか?

お金のある、ないは個人差はあると思いますが、少なくとも今までにお金を使ったことがないという人はいないはずです。

にも関わらず、お金について学ぶ機会は学校では全くありません。

自分で勉強しようと本屋に行けば、お金持ちになる本や冨を掴むといった成功本がいくらでもあります。

でも、本を読んだだけで金持ちになれるなら

世の中は金持ちだらけになっていないとおかしいはず。

実際の所、本気でお金について知りたければ、本を読むよりもお金について“知っている人から学ぶ”

ことが1番の近道なのです。

あなたは、お金とどう付き合っていますか?

お金で買えるモノ。お金じゃ買えないモノ。

分っているようで、分っていないお金のこと。

そんなことを改めて考えたCMでした。

前振りが長くなりましたが、CMを観てから無性に読みたくなり本棚から取りだした本について今日は書きたいと思います。

 

本のタイトルは「億男」。

川村元気さんの著書です。

川村さんは映画プロデューサーで、関わった作品は「電車男」「モテキ」「寄生獣」「バケモノの子」「君の名は。」「天気の子」などそうそうたる作品をプロデュースされています。

世界から猫が消えたなら」は初めての著書であり、映像化もされました。

いえば、日本で一番売れてるプロデューサーだと思います。

この人が「お金と幸せについて」、10億円以上の資産を持つ本物の億万長者100人以上に取材を重ね執筆した本。これだけでも興味出ません?

そういえば、10月の金曜ロードショーで映画版が

地上波初登場したようです。見逃した・・・。

 

少しネタバレするかも。

原作を読みたい方は、これから先を読むかどうかは自己判断でお願いします。

楽しみを奪わないように書こうとは思いますが、

自信はないです。(笑)

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「お金と幸せの答えを教えてあげよう」

宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男は、

大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。

だがその直後、九十九が3億円と共に失踪。

ソクラテスドストエフスキー福沢諭吉

ビル・ゲイツ

数々の偉人達の言葉をくぐり抜け、一男のお金を

めぐる30日間の冒険が始まる。

本の紹介は、このようにされています。

あらすじや内容は、実際に読んでみて欲しいです。

感じることは人それぞれ違うでしょうから。

 

ここでは、僕が心に響いた4つの言葉をご紹介します。

・みんなお金のことを知ろうとしない

「つまるところ、君はお金が好きじゃないんだ。

だって、自分の体重や、家族の好きな食べ物。

好きな女の子の誕生日は気にしているのに、毎日触れているお金の重さや大きさを君は知ろうともしていない。

本当に興味があれば、お金の全てを知ろうとするはずなんだ。」

 

お金の話は何か意地汚いとか思われがち。金持ちは何か悪いことしているはずとか思ってません?

自分のことを嫌いな人の所には寄りつきたくないですよね?お金も一緒です。

 

・お金は信用を形にしたもの

「クレジットカードの、クレジットの意味を知ってるかい?

知らない?すぐに辞書を引いた方がいい。

クレジットは「信用」だよ。

あれはお金のカードじゃない。

信用のカードなんだ。

お金の実態は信用なんだよ。」

 

これもなるほどと思います。

昔は物々交換でした。しかし、欲しいものを持ってる人を探すのは大変だし、保存がきかないモノはムダになります。

そこで、物の代わりになる“価値”のある物を作って

交換の道具にしました。

お金が生まれるまでは、交換するにも取引が成立するまで心配が尽きませんでしたが、お金によって初対面の人とも取引が出来るようになりました。

つまり、お金は信用そのものなんです。

 

・お金がなくても幸せになれるは嘘

お金があれば幸せというわけではないですが、なくても幸せというのは嘘だと思います。

必要最低限のお金は必要。

お金がないと生きるための意欲を失っていくからです。

本の中でも、主人公が借金を抱えたことにより、別居することになった奥さんから、

「あなたは真面目すぎたのかもしれない。

借金生活の間、昼も夜もお金の事を考え続けているうちに、お金があなたの中に住み着いて、生きるための欲を奪っていったのよ」

と言われています。

だから、あなたと元には戻れないと。

 

お金があっても幸せとは限らない。これは真実だと思います。

しかし、衣食住もままならないようだと、お金のことしか考えられなくなる・・・。

一方で、いくらお金を稼いでも、あれも欲しい、これも欲しいで足りない足りないでは、どこまでいってもお金の奴隷。

足るを知る。お金と上手く付き合うには、これが大事だと僕は思います。

 

・最後は喜劇王チャップリンの言葉

「人生に必要なモノ。

それは、勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ」

 

これですよね。想像力を働かせて、お金のルールを学び、勇気を出してその世界に飛び込んでみる。

ルールさえ覚えてしまえば、少しのお金があれば

なんとでもなる。

これは、ホリエモンこと堀江貴文さんを見ていればそうなのかな?と思います。

ライブドアの時に逮捕されましたが、またまた実業家として活動されています。

良い悪いは別にして、お金の稼ぎ方を知っていれば、お金を失っても怖くないんでしょう。

 

世の中には知らないと損することがたくさんあります。

その筆頭がお金ではないでしょうか?

でも、多くの方がお金について知らないまま生活している。

本当にそれでいいのかな?

この本に興味を持たれたら、是非一読して欲しいと思います。

今日も、最後までお読み頂き、ありがとうございます。


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