毎度!
昨日、ZOOMでのセミナーを始めて受けたんですが、トイレに行くタイミングが分からなくてお漏らししそうになったかっつんです。
ギリギリ間に合ったから良かったんですが、漏らしてたら人としてアウトでしたね・・・(;^_^A
さて、漏らしそうになりながら受けたのが、「Facebook広告を使った集客の仕方」というセミナーでした。
簡単に言うと、集客したければSNSを使うのが効率いいよ。そして、予算を掛けたくないならFacebookが広告先としていいよってことを教えてくれます。
3時間びっしりと話を聞いていたんですが、勉強になった部分が多かったです。完全に勘違いしていたところがありましたしね。
目次
ダイレクト出版
このセミナーを主催していたのが「ダイレクト出版」という会社なんですが、ご存じですか?
社名だけを見るとただの出版社かな?と思っちゃうんですがそうではありません。
まぁ、出版もしているんですけど・・・。
この会社は面白い会社で、「知識」を売っている会社なんです。
例えば、洋書などで素晴らしい本はたくさんあっても翻訳されないから僕たちの目には触れない。こんなことって、たくさんありますよね。
そのような役立つ良書を翻訳出版したり、その本の中で特に役立つ「知識」を元にセミナーや研修をしたりするそうです。
なんなら、動画に撮って販売までしてしまう。「知識」が売り物なので、販売する方法が色々あるわけですね。
さらに言えば、インターネット広告(WEBラィティング)やWEBマーケティングに強みがあるそうなのでネットを使っての集客・販売が得意分野なわけですよ。
実際、凄い会社だと思いますしね。知識レベル高い人、多い印象があります。
そんな訳で、期待してたんです「集客セミナー」。一体、どんなセミナーなんだろうって。
結論から言えば、勉強にはなったけど期待外れでした。最初は、ものすごく真面目に聞こうとしてたんですよ?
準備が大切
ただね…、講師をしてた20代の女性が僕の聞く気をぶち壊しちゃいました。
しかも、開始して5分ですよ?そりゃあ、途中でおしっこもしたくなるちゅうねん!!
人によっては、かっつん大人気ないなー。とか、そんなことで聞く気なくすなよ!なんて思うかもしれません。
でもね、仮にも講師を名乗るのであれば、セミナーの内容は把握しとくべきでしょ?
僕が聞く気をなくしたのは、セミナーって開始直後は簡単に講師や会社の紹介ってするじゃないですか?
自己紹介で場の空気を温めるんだと思うんですが。で、その紹介の時に広告の重要性みたいな感じで「ユニクロ」が紹介されてたんですよ。
「小さな街の服屋を継いだ男が世界のアパレルブランドを立ち上げる」みたいなの。言いたかったことは、ストーリーの重要性だと思います。
講師の女の子の朗読に合わせて、その男とは…みたいな感じで画面に文字が流れるので、こちらの気持ちも盛り上がってきます。
ここで、その子がドジをしちゃうんですよね…。僕にとってはありえないミスです。
その男とは…、ファーストリテイリングを率いる柳井 正!きたーーーー。やっぱり、柳井さんやった!!
内心でガッツポーズをしていたら、あれ?パソコンの画面に文字は出ているのに音声が聞こえない…。ほら、やないただしって言ってごらん。
画面を見ると、朗読していた女の子が困った顔をしています。そして、しばらく悩んだ後で何事もなかったかのように、次の個所を読み始めたんですよ!
ま、まさか…。柳井 正(やない ただし)が読めなかったんか???この人って、有名な経営者やけど知らんの?
君、さっきの自己紹介で、自分も経営者を目指してるって言うてたよね?経営者と話をするために、色々と知識を得ているとかも言うてたよね?
それなのに、柳井正が読めへんてどういうこと?ユニクロ知らんの?
それ以前に、自分がやるセミナーで使うテキスト読みこんでないってどういうこと???
たくさんの疑問や不信感が一気に湧いてくるもんですね。
私、勉強してます!凄いんです!アピールの後で、柳井さんの名前が読めないとかアカンやろって。
きちんと準備をしていないってことは、このセミナーを大事には思っていないってことですもんね?こんな風に感じちゃうと、もう話が入ってきません(笑)
この子の話はちゃんと聞く価値がないって、開始5分で僕に判断させちゃったんですよね。自分の準備不足のせいで。
やっぱり、準備は大切ですよね!!
言葉の力というストーリー
そんな中で3時間のセミナーを受けるって地獄です。あと、2時間55分どうしよう…。そう思っていましたが、さすがはダイレクト出版。
セミナー自体は飽きさせない工夫がしてありました。あまり内容は入ってきませんが(笑)
でも、これ以上受けても内容入ってけえへんしZOOMから退出しようかな?そう思っていると、ある広告が画面を流れだしました。
それを見た瞬間、僕の目は釘付けに。
これ知ってる。この広告凄いと思って俺もシェアしたやつや…。
それが、レスポンスというダイレクト出版の小川社長が書いているメルマガの記事でした。タイトルも「言葉の力」。
まずはこの動画を観てください。ご覧になった方もいるかもしれません。
「私は盲目です。お金を恵んでください…」
そう書かれた段ボールを脇に置いて、道の端に座っている一人の老人。
段ボールに書かれている通り、彼は盲目のホームレス。
道を行き交う人々に施しを求めていた。
しかし…
彼の前を通り過ぎる街の人たちは、彼に関心を向けることはない。たまに、気の毒だと思った人が小銭を数枚置いていく。
彼は、小銭を手探りで探し、自分の横に置いている缶に入れる。地面に置かれた小銭を探すからか、彼の手や指はひどく汚れていた。
缶の中の小銭は、目が見えない彼でも数えらるくらいの枚数しかなかった。
「コツ、コツ、コツ…」
ハイヒールの音を響かせた女性が、彼の前を通りすぎようとした。しかし、彼女はホームレスの前を通り過ぎず、横に置いてある段ボールを手に取った。
目が見えないホームレスには、彼女が何をしているのか分からない。様子探っていると、なにやら段ボールに文字を書いているようだった。
そして、しばらくすると書き終えたのか、彼女は何も言わず去っていった。
ホームレスの男は、呆然とするしかなかった。「何を書かれたんだろう?」盲目の彼には、もちろん見ることができない。
まさか、いたずらされたのか?彼が不安になっていたその時…。
今まで全く見向きもせず、誰もいないかのように通り過ぎていた人々が、彼の前に次々と小銭を置いていってくれたのだ。
彼は何がなんだか分からない。それでも、小銭はどんどん増えていく。彼の缶は、小銭で一杯になっていた。
「コツ、コツ、コツ…」
この足音は…、今朝段ボールに文字を書いてくれた彼女だ。ホームレスがそう確信した時、目の前で彼女の足音が止まった。
手探りで、彼女の足元を確認した彼は聞かずにはいられなかった。
「何をしてくれたんですか?」
感謝の言葉よりも先に、何が起こったのかが知りたかった。すると彼女は、彼の耳元で秘密を打ち明けてくれた。
「同じ意味の言葉を書いただけよ。“違う言葉”を使ってね」
全く見向きもされなかったホームレスが、缶がいっぱいになるくらいの小銭を施してもらえるようになる。
彼女はどんな魔法の言葉。それは…。
答えを教える前に、あなたはこの話を聞いてどのように感じましたか?
これは、少し前にアメリカで話題になったショートムービーだそうです。タイトルが「言葉の力」だけに、このムービーは言葉の影響力の大きさを教えてくれます。
言葉を変えるだけで、人々の行動を変えられる。
いいサービスをや商品を提供するためには、お客さんに知ってももらわなければいけない。お客さんに知ってもらうのも、購入してもらうのも「言葉の力」を使う必要がある。
言葉の力は学習することができるので、身に付けるかどうかはあなた次第。
ただ、ビジネスで成功している人はみなこの力を知っていることは覚えておく必要がある。
彼女は普段ボールの言葉を、こう書き換えた。
It’s a beautiful day and I can’t see it
「今日は素敵な1日だね。でも、僕には見ることが出来ないんだ…」
無関心からの関心
彼女の書いた言葉は、あなたの予想通りでしたか?
思った通り?さすがですね。
言葉の力により、見向きもされなかったホームレスの缶が小銭でいっぱいになりました。
「盲目です。恵んでください」
「今日は素敵な1日。僕には見えないけど…」
この2つの違いはどこにあるんでしょうか。個人的にですが、人に行動を促したのは共感とギャップの大きさだと思います。
目が見えないので恵んでって言われても…可哀想だとは思いますが、関係ないんですよね僕には。
でも、後のように素敵な日だねって言われると、共感したくなりますよね。うん、素敵な日だねって(*^^*) その後で、目が見えないんだって言われたら…ねぇ、あなた。
素敵な日だって気持ちを共感してるのに、目が見えないから素敵さを実感できないって急に言われたら…可哀想すぎ…(´;ω;`)ウッ…
なんかの足しにしてって僕も小銭置いていきますよ!
共感した時点で、無関心な他人ではなくなってますからね。心情的にですけど。
人間は感情の生き物です。心に響く感情を揺さぶる言葉を伝えれば、相手は行動を起こします。
それにはあなたの感情も入っていないと無理ですよね?
だから、キレイな景色をたくさん見たり、たくさんのことを経験したり色んな人の考え方に触れることで自分の心に栄養を与える必要があります。
いい言葉に気づく感性が大事なので感性も磨いていかないといけないですね。知らないうちに素通りさせていたらもったいないですから。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました。