毎度!
京都の幸せ配達人、勝浦 豊です。
宜しくお願いします。
今回は役に立つ情報をお届けしようかなと思います。
新聞などにより、ご存じの方もいるかと思いますが、
タイトル通り、「ながら運転」に対する罰則が強化されます。
ながら運転と聞くと“スマホ”をイメージされるかもしれません。
この道路交通法の改定ですが、12/1から施行されます。
来月にはもう知らなかったでは済まないので、
知らなかった人はここで知って下さい!知ってるって人は復習にお付き合い下さい。
ながら運転は危ない!って誰もが分っているはずなんですが、
携帯いじながら運転してる人、よく見かけますよね・・・。
そもそも本当にながらスマホの事故って多いの?って調べてみると
警察庁発表によると、平成30年中の携帯電話使用等による
交通事故件数は2790件。過去5年間で1.4倍に増えているようです。
(最も多いのが、カーナビを注視しての事故)
そして怖いのが、死亡事故をみると携帯電話等の使用なしに比べて、
使用ありはなんと2.1倍だそうです。
ながら運転で事故をすると、相手が亡くなる確率が2倍になるって怖すぎません。
ちょっとLINEを見ちゃったことで、人生を棒に振る可能性が2倍ですよ!
さらに、お相手の方やそのご家族の人生をもめちゃくちゃにしてしまいます。
ここまで書いていていて、ながら運転ダメ!絶対!!と改めて思います。
偉そうに書いてますが、僕も去年までダメだと知らなかった事があります。
まぁ、簡単にいえば違反キップを切られて勉強しました(汗)
四条通から室町通りを下がり、五条通に出るまでの十字路でした。
十字路に差し掛かる前辺りから、携帯がブルブル震え着信を教えてくれてました。
(基本、携帯はバイブにしてます)
でも、もちろん運転中に携帯で話してはいけないことは知っています。
「誰か分らんけど、後でかけ直すんでごめんなさい」
と心の中で謝ります。
十字路では、一旦停止。
左右の確認をして、ブレーキから足を離したところでまた携帯がブルブル震えます。
左右の確認もしたし、徐行やし・・・。誰から?って携帯の画面をチラって見ました。
お客さんの名前が出てたので、
大きい通りに出て停車してから折り返そうと思ってると
私服を着た、「警察です」みたいな人が目に入ります。
一旦停止してたし、電話も出てない余裕の僕は
お勤めご苦労様でーす。と思いながら、アクセルを踏もうとすると
目の前に止まれの旗を持った警官が手を振っています。
これ、ディズニーランドの感じで仕事頑張ってってこと?
そんなわけないんですが、なんで?って?マークが頭の中でいっぱいです。
とりあえず、大人しく車を脇に寄せて停車します。
窓を開けると、旗を持って近づいてきた警官が
「お急ぎの所、すいません」
と言ってきます。
そやで、急いでんねん。すいませんと思うなら止めんな!
と心の中では思っていますが、受け答えはちゃんとします。
以下、そのときのやり取りです。
僕 「えっと、なんで止められたんですか?
ちゃんと、一旦停止しましたよ」
警官 「ええ。ちゃんと、一旦停止してはりましたよね。
今回は、そこて違って携帯なんです。」
僕 「え?携帯?電話なんかしてませんよ。」
警官 「電話してはらへんのは知ってます。
携帯の画面見てはりましたよね?」
僕 「電話かかってきてたんで、誰からか確認しましたけど一瞬ですよ?
別にメールしてたわけでもないし・・・。」
警官 「それ、ダメなんですわ。
一瞬でも、運転中に携帯持って画面見たらアウトなんです。」
僕 「!!!!
え?そうなん?知らんかった・・・。」
警官 「知らん人、多いんですけどダメなんです。
ながら運転は危ないんで、免許証お願いします。」
僕 「いやー、知りませんでした。
次からは気を付けるってことで、お願いできません?」
警官 「・・・。勝浦アウトー!!」
最後のは僕の妄想ですが、見逃してもらえるはずもなく
こんな感じで違反キップを切られちゃいました(泣)
違反点数1点。罰金6000円。痛かった・・・。
これ以来、運転中に携帯を見ることは一切なくなりました。
ちなみに12/1の改正からはどうなるかというと
〈携帯電話使用等により交通の危険を生じた場合〉
・違反点数
現状 2点 → 改正後 6点(即免許停止)
・反則金
現状 大型12,000円、普通9,000円、2輪7,000円、軽・小型特殊等6,000円
→改正後 非反則行為となるため反則金ではなく全て罰則になります。
罰則は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金
〈携帯電話の使用等(保持)〉※僕が捕まったのはこれ
・違反点数
現状 1点 → 改正後 3点
・反則金
現状 大型7,000円、普通6,000円、2輪6,000円、軽・小型特殊等5,000円
→改正後 大型25,000円、普通18,000円、2輪15,000円、軽・小型特殊等12,000円
ざっくりと違反点数と反則金が約3倍になっています。
きちんとルールを守って運転をしている方は問題ないのですが、
携帯を運転中に見てしまってるって人は要注意!!
というかやっちゃダメです。
罰則が厳しくなったからというよりも、危険な行為だという認識を
持って欲しいと思います。
だって、時速60キロで走る車は2秒で33メートルも進むんですよ?
たった2秒携帯に目をやってる間に人をひいてしまったり、
事故を起こしてからでは遅いんです。
ちなみに、ながら運転がダメだということなので
信号待ちなど停車中に携帯をみるのはOKです。
じゃあ、ご飯を食べながら運転をするのはどうなん?
ってのが移動しながらご飯を済ますことも多い営業職では気になるところ。
これは、おにぎりやパンなど両手がふさがらない食事なら大丈夫みたいです。
ただ、カップラーメンなど両手がふさがり、運転に支障が出るようなのは
違反になる可能性が高いです。
いやいや、運転しながらラーメンなんか食べる奴おらんやろ?
と思うかもしれません。
しかし、これ実際にあったんです。
運転中に食べてるラーメンをこぼし、慌ててしまってハンドル操作を誤り
コンビニに突っ込んだっていう事故があったそうです。
なんにせよ、車は凶器になり得るって事をドライバーが自覚し
周りの安全に配慮することが大切だと思います。
そうしないと、どこかの元院長(上級国民)みたいになっちゃうかもしれませんよ。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。