毎度!
毎日毎日、めちゃくちゃ寒いですね…。朝、布団から出ようとするたびに「このまま布団にくるまって冬眠してしまいたい」そんな欲求と戦う男かっつんです。
こんなどうでもいい心の葛藤を毎朝のように繰り広げています。寒さに強い体を手に入れたい…。
今日はウォシュレットについて書こうと思うんですが、なぜ急にウォシュレットなん?そんな風に思った方の為に、まずは理由をお伝えします。
何で見たのかは忘れちゃいましたが、少し前にこんな記事を読みました。
「ウォシュレットを使ってると大腸がんになる」
確かこんな内容だったと思います。
そんな…マジで!?
ウォシュレットを使うと大腸がんになるやと?めっちゃ使ってますけどーーーーー!!!!
ヤバいんか?ホンマにヤバいんか!?
そういえば、最近お尻の調子良くないしな…。まさか、まさか俺のお尻が!!!
これは、調べてみる必要があると思いました。心配ですしね。
ここからは、普通に肛門とかいう言葉が出てくるんで、お食事中の人はごめんなさい。
食べながら携帯とかパソコンを見るんは行儀が悪いんで、食事が終わってからゆっくり読んでくださいね。
目次
大腸がんとの関連性
結論から言うと、ウォシュレットすると大腸がんの罹患率が上がるというのは嘘みたいです。医学的なエビデンス(根拠)は、まっっっっっったくないそうです。
健康診断の再検査の時にも先生に確認してます。呼吸器科ですけど(笑)
では、なぜウォシュレットと関係があるかのようなデマが流れるのか?
それは、そうやって煽ることで、ビジネスに繋がる人がいるからだと言われています。
そういう人は、「ウォシュレットを使うと、塩素の影響で肛門が荒れる。そうすると、大腸がんになる可能性が高くなる」なんてことをよく言っています。
大腸ガンにならないように塩素を取り除きましょう!ということで、「浄水ウォシュレット」や後付けの「浄水機」、タンクに入れる「浄化薬」を売ろうとしています。
こんな話をされたら要注意ですね。
塩素は肛門が荒れる理由の一つかもしれませんが、もっと大きな原因があるいので、浄水機を付けたところで大して変わりはないんです。
ちょっと、このグラフを見て下さい。見にくかったらすいません。
このグラフは、国立がん研究センターが出している温水洗浄便座の普及率と大腸がんの罹患・死亡者数を現しています。
青の棒線がウォシュレットの普及率。赤の折れ線が大腸がんの罹患者数。緑の折れ線が大腸がんの死亡者数を表しています。
グラフを見ると、ウォシュレットの普及状況と大腸がん患者数の増加推移が似ていませんか?
この推移が似ていることを利用して、統計的に根拠があるように見せかけるんです。専門家のお医者さんがウォシュレットと大腸がんの関連性を示す根拠はないと言ってるのにね。
温水洗浄便座(ウォシュレット)症候群
ウォシュレットを使うと大腸がんになる…これはどうやら違うってことが分かりました。
現段階では因果関係がないんで、がんが怖いからウォシュレットをやめる。そんな選択をしなくてもよさそうです。
ただし、ウォシュレットが広まったことでこのような現代病が出てきたようです。
その名も、温水洗浄便座(ウォシュレット)症候群。これが、正式名なのかどうかは分かりませんが、こんなも病気があるんですって。
代表的なのが、「肛門湿疹」と「切れ痔」だそう。
どっちも嫌やな…。
なぜ、ウォシュレットを使うとこんなことが起こるのか?結局は「やりすぎ」が原因です。
僕が子どもの頃は、ボットン便所が一般的でした。それが、いつの間にかウォシュレットなるものが出てきて一世を風靡していきました。
ウォシュレット?お尻を温水で洗える?そんなもん使うか!紙で拭いたらしまいや!
僕は最初、そんな風に思っていました。しかし、興味本位で使ってみると「何?この感覚!?めっちゃええやんか」とウォシュレットの虜になりました。
ビバ、ウォシュレット!ウォシュレット最高!!
なんといっても、キレイになってる感じがするし紙で拭きすぎてお尻が痛くなることもない!
きれい好きの日本人には好まれるよなって思いましたよ。作った人天才。
そんな素敵なウォシュレットですが、やりすぎる人が増えてきてるんですって。
間違ったウォシュレットの使い方の代表選手が、
①10秒以上ウォシュレットを使っている
②水圧を「強」にしている
③ウォシュレットの刺激で排便している
もし、この3つのうちのどれか、もしくは全部に当てはまっていれば、今すぐにやめた方がいいです。
何がダメなのか
①10秒以上ウォシュレットを使っている
長い時間洗った方がキレイになりそうな気がしますよね?実は、僕もそうでした。でも、その結果としてお尻がかぶれてしまい恥ずかしながら薬の世話になりました(笑)
洗浄するのは5~10秒程度で十分だそうです。それ以上やると、お尻にいる常在菌(良い菌)まで洗い流したり、腸の粘膜を保護している粘液まで洗い流してしまいます。
そうすると、細菌を防げなくなっちゃうんですって。その結果、感染症を起こし皮膚が炎症を起こしたり、かぶれたりしちゃうんですよね。
②水圧を「強」にしている
水圧は「弱」で十分。強はやりすぎです。水圧が強すぎると、皮膚の粘膜を傷つけてしまいます。これが「切れ痔」の原因になってる人が非常に多いんだそうです。
③ウォシュレットの刺激で排便している
これを聞いてビックリしたんですが、意外に多いそうです。ウォシュレットの洗浄機能で肛門を刺激し、排便を催すそうです。
この使い方は、そもそもウォシュレット本来の使い方ではありません。
これを続けていると、ウォシュレットの刺激がないと排便が出来なくなるらしく、人としての機能が低下してしまいます。
そんなことになると困っちゃいますよね。
便秘解消のためにやってる人がいたら、逆効果なんで注意して下さいね。
そして、お尻のトラブルは何もウォシュレットに限ったことではありません。
お風呂のシャワー、「おしりふき」や「ウェットティッシュ」などのケア用品、肛門を消毒する(こんな人いるんですね!?)など、洗いすぎ、拭きすぎ、こすりすぎなどの「過剰衛生」が皮膚障害を引き起こすんだとか。
日本人は世界的に見ても、とってもキレイ好き!!
自分では普通だと思っていても、実はやりすぎだったり、普通じゃないってことがたくさんあるんだと思います。
やりすぎることで、人間が本来持っている免疫だとか体を守るための常在菌なんかを殺してしまっているみたいです。
適度であれば問題がなかったり良いものであっても、やりすぎると毒になるということですよ。
洗浄は10秒以内。!水圧は「弱」!ウォシュレットの刺激に頼らない!
快適なトイレライフは人生に通ず
以上に気を付けて、お尻の平和を守って下さい。
今回も最後まで読んで下さりありがとうございます。