毎度!!
京都の幸せ配達人、勝浦 豊です。
宜しくお願いします。
年末に近づくと、会社員の方にとっては年末調整で生命保険料控除を
受けるために控除証明書を提出したり、用紙に記入するのに実際、
いくらくらい保険料を払ってるのかを目にする時期じゃあないでしょうか?
個人事業主の方は、3月までの確定申告の準備を始めていらっしゃるかもしれません。
この時期相談が多くなるんですが、どんな相談か分かります?
それは、
「入ってる保険が高すぎる気がするけど、調べてもよく分からない」
入った時は、色々話を聞いて、検討し納得したはずなんだけど、
「これで良かったのか?」「このままでいいのか?」
という気持ちがぬぐい去れない。
見直しをしてみたいけど、別の保険を勧められたり、しつこくされるのも嫌・・・。
自分で調べてみても、色々な意見があるし、そもそも良く分からない(汗)
このような複雑な気持ちが入り交じって、保険の相談は躊躇してしまうんでしょうね。
なれてくると、この相談をよく受けます。
要は、保険料を減らしたいけど、解約してもいいのか分からないし、
減らせられるかも分からない。そもそも誰に聞いたらいいのかも分からない・・・。
そんなところでしょうか。
担当してるうちに、勝浦になら相談してみてもいいかな?
と思ってもらえるようになったんかなと嬉しくなる瞬間です。
少なくとも、こいつは保険を売りつけたり、しつこくしなさそうだと
思ってもらえてそうです。
不安がある中で相談してこられたのは、30代後半のご夫婦です。
(共働き、子ども2人)
同じような家族構成の方や、同年代の方は参考になるかもしれません。
頼ってきた人には、全力でお応えするのがモットーなので、
自然とやる気が溢れてきます。
詳しくは書けないんですが、加入されてる保険は
お子さんの学資保険×2
ご主人の収入保障保険
ご夫婦それぞれの終身保険(死亡)
奥様の個人年金保険
夫婦それぞれの医療保険
ざっくり言うとこんな感じでした。
話を聞いた上で、証券を見てみないと、正確な中身のことまでは言えないと
お伝えしました。ただ、保険の形としては目的に合わせてシンプルに
設計されているので、ムダは少ないかもしれないと言いました。
あとは、保険の内容にムダがないか?お客さんの考えに合っているか?
を証券を元に見ていくわけです。
今回のご夫婦の家庭では、年間に払う掛け金は約110万円。
月で割ると約9万円。決して安くないお金です。
払っている金額だけ見ると、「うちは保険料が高すぎひんか?」
なんて思うのも分かります。
特にこの中で高いのが、
・学資保険
・ご主人・おくさんの終身保険
・奥さんの個人年金保険
です。
ですが、これらは単純に保険というよりも「貯蓄」を備えた保険に
なります。
掛け捨てで、「万が一のときの保障」だけを買うわけではなく、積み立てていく
貯金部分もあるわけですから保険料は必ず高くなります。
戻ってくるお金があるわけですからね。
保険で貯蓄という考え方には賛否両論ありますが,約110万円の保険料の中で
85万円程度は貯蓄性だと考えると、純粋に「保険」の部分の掛け金は思っているほど
多いわけじゃあないってことが分かるのではないでしょうか?
このご夫婦にしたアドバイスの一例。
目次
学資保険
保険の本当のプロは、学資保険には入りません!
なぜなら、もっといい方法があるから。
終身保険
保険は入るときよりも、受け取るときの方が大事です。
だから、保険の目的をハッキリさせること!
何のために加入するのかを明確にすることが大切です。
自分が死んだときの家族の生活保障だけ考えるなら掛け捨てで十分です。
ただ、「貯蓄も兼ねる」のであれば終身保険がいいでしょう。
変額保険はさらにオススメです。
加入の際には、
「そもそもいくらの保障が必要か?」をしっかりと把握しなければいけません。
だって、お隣さんやご近所さんと家族構成も年齢も収入も支出も
何もかもが全く一緒なんて人いませんよね?
貯蓄を考えず保障だけを考えるなら、
「公的な保険(遺族年金など)」の仕組みを簡単にでいいので知り、
「自分たちの生活にかかるお金」洗い出すことで、公的な支援では足りない分だけを
補うようにすればムダはなくなります。
個人年金保険
老後の公的年金の補完に、自分で年金を作っていく姿勢は素晴らしいです。
絶対に、国がくれる年金だけでは生活出来ませんからね。
ここで大切なのは、
「いくら払って、いくらもらえるのか」ということをしっかり確認してください。
例えば、30年払って満期がくると108%に増えて返ってくる。
一見良さそうに見えるかもしれませんが、30年掛けて108%は消して言い数字では
ありません。
方法としてはいいですが、もっと良くなる方法があります。
医療保険
これこそ、お金があれば必要ありません。
基本的には、健康保険という保険証が効く治療だと7割の治療費を負担してもらえる
最強の医療保険に既に僕たちは加入しています。
高額療養費もあり、月の治療費の上限額が収入により決まっています。
めちゃめちゃ手厚いですよね。
ただ、高額療養費をなくそうかという話が既に国会では出ているようです。
高齢化社会により、医療費と介護料が右肩上がりに増えている国で、
いつまでこのような制度を続けられるのかは疑問です。
ざっくりとですが、このような話をした上で僕なりの解決策もお伝えしています。
どうするかは、ご夫婦次第ですがいい判断をして欲しいなと思います。
最後までお読み頂き有難うございました。