火災保険で大損するとこ


Pocket

まいど!

毎日寒いですね…。僕が住む宇治市(お茶が有名なあの宇治です)でも久しぶりに雪が降りました。(お客さんが言うには8年ぶりだそう)

寒いと出不精具合になるので早く暖かくなって欲しいです。こたつが快適すぎて出られません…。

さて、そんな僕も仕事の際にはこたつを飛び出しお客さんのところに向かいます。

Zoomなどのオンライン面談を使えば、こたつに入りながら仕事が出来るんですけどね。まだまだそこに至りません。

今回は、お客さんに喜ばれた話を共有したいと思います。火災保険を考えている方には役に立つかもしれません。

どういった話かと言うと、火災保険の保険料を比べたいから見積もりが欲しいという依頼を受けました。

見積もりを作るにも、いくつかの確認項目が分からないと保険料が出せません。

そこで、お客さんに電話で必要な情報を聞くことにしました。

僕:「見積もりを作るのに必要な情報があるので教えてもらえますか?」

お客さん:「ええよ、何が必要なん?」

僕:「ありがとうございます。まず、お家って木造ですか?」

お客さん:「うん、木造やわ」

僕:「次にお家の㎡数って分かります?」

お客さん:「え?㎡数?いくらやろ?分からんな…」

いきなりつまずきました。しかし、慌てる必要はありません。

僕:「例えば、お家の登記簿謄本とか今入ってる火災保険の証券とかないですか?」

お客さん:「ちょっと、待ってな…。保険の証券やったらあるわ!」

僕:「良かったです! 証券の内容見てもらって、お家の面積って書いてないですか? 延べ床面積とかって」

お客さん:「えー。どこやろ? これは違うか…。 あっ、あった!!書いてあるわ!〇〇〇〇って」

僕:「ありました?良かったー。 ちなみに、建築年月日ってのもあります?」

お客さん:「おー。あるある。」

僕:「それも教えて下さい」

ここまで聞けたら9割オッケーです。

僕:「では、証券を見てもらって…保険金額ってところ、いくらになっています?」

お客さん:「〇〇〇〇万円」

僕:「分かりました。家財は付けてないんですか?」

お客さん:「付けてない。地震保険もない」

僕:「え? そうなんですか…、それは心配ですね。じゃあ、補償内容はどうなっています?」

お客さん:「補償内容? なんか色々聞かれて面倒くさいなー」

僕:「面倒ですいません! もうこれで終わりですから」

お客さん:「補償内容って火災保険やから火災やで!!」

お客さんがイライラしだしたので、話を切り上げて見積もりを送りますと言おうとしたが思いとどまりました。

補償内容が分かってないってことは保険のこと分かってへんやん…。

実際にどんなんに入ってるんか確認して見積もりした方が、お客さんに合ったん出せるしやん。

そう思い、面談できるかトライしてみました。

僕:「〇〇さんに合った保険を見積もるには今の保険の内容をちゃんと確認したいんです。〇〇さんの考え方も聞きたいので時間もらえます?」

ダメ元で行ってみたら、意外にも「ええよ」と了承してもらえました。

電話した2日後に訪問の約束が取れたので、いざお客さん宅へレッツゴー!

合ってみると90才の男性でした。僕の倍の年齢やのに、めっちゃ元気やん…。

耳も頭もしっかりされていてスゴイ!!

これだけしっかりされているなら話が出来るぞと思い火災保険の話に入ります。

僕:「火災保険の保険料を抑えたいというご希望でしたが間違いないですか?」

お客さん:「うん。そや」

僕:「保険料は安い方がいいですもんね。でも、保険料よりも大切なのは安心できるかどうかじゃないでしょうか?」

お客さん:「どういうこと?」

僕:「たとえ保険料が安くても、必要な時に使えない保険だったらい意味ないんじゃないですか?」

お客さん:「そりゃあな…」

僕:「だから火災保険の考え方お伝えしちゃいますよ

お客さん:「へ?」

僕:「まず、火災保険の掛け金を決めるのは2つの軸です。縦軸が家に損害が出た時に受け取れる金額(保険金額)。横軸は損害が出た理由(補償範囲)です」

僕:「この2つが決まると自動的に火災保険料は出てきます」

受け取れる金額はお家が全損したときに同じものを建てたらいくら掛かるのか?を元に決めていきます。

補償は、ハザードマップを使ってお客さんの家のリスクを検証します。

こういった話をしながら今の保険を確認すると、ハザードマップ所は水災の心配が一切ないのに水災の補償がついていました。

地震保険が気になるという気持ちがお客さんにあることも分かりました。

そうなるとすることは1つです。

水災を含め今入っている内容の無駄を省いて地震保険を付けたらスッキリしますよね!

そのようにするといいですよと伝えると、凄く喜んでもらえました。

「保険の内容なんか全然分かってへんかった。これで申し込んだらええ言われて入ったから。でも、こんな風にハザードマップとか使って話してもらえたらスゴイ納得でけたわ」

という嬉しい言葉も掛けてもらえました。

火災保険も来年が満期だったんですが、今日の内容の方が気に入ったからと解約して入り直してもらえることになりました。

保険は内容が分かっていないと必要ないモノが付けられていたりするので注意が必要です。

あなたの火災保険は大丈夫ですか?

今回も最後まで読んでくださりありがとうございます。

今日も応援しています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。