ジブリ好きです。


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毎度!

アニメ・漫画好きのかっつんです。人間くさい家族愛や友情・仲間などの感動モノに弱いです。オススメの作品があれば是非教えて下さい。

ついに、話題のアニメ「鬼滅の刃」が日本の映画歴代興業収入1位になりましたね。公開73日で、これまで1位だった「千と千尋の神隠し」の316.8億円を突破するんですから凄いの一言。

公開101日の時点では、興収365億円ですから、もしかすると400億円に届くかも知れません。めちゃくちゃ凄いですよね。

コロナ自粛で、海外の話題作が次々と上映中止になったとはいえ、この動員数は破格!!鬼滅の描くテーマ「家族愛」が、多くの人に響いたからこそ、これだけのお客さんに観てもらえたと思います。

今回は、1位になった「鬼滅の刃」について書くわけではありません。

元1位の千と千尋を作った「スタジオジブリ」について書きたいと思っています。別に考察などをするわけではありません(笑)

単純に、ジブリ作品が好きなんですよ。歴代興収1位は譲り渡しましたが、この機会にジブリの作品の良さを再確認しようという個人的な思いつきランキングをしようと思ったわけです。

「スタジオジブリで好きな作品ベスト3を挙げて」と言われたら、あなたならどの作品を選びますか?

風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、火垂るの墓、となりのトトロ、魔女の宅急便、おもひでぽろぽろ、紅の豚、海がきこえる、平成狸合戦ぽんぽこ、耳をすませば、もののけ姫、千と千尋の神隠し、猫の恩返し、ハウルの動く城、ゲド戦記、崖の上のポニョ、借りぐらしのアリエッティ、コクリコ坂から、風立ちぬ、思いでのマーニー

こうやってみると、有名な作品が多いですよねー。金曜ロードショーとかでも、ジブリって常連さんですからね。

ナウシカ、ラピュタ、魔女宅、トトロ、千尋、この辺りはしょちゅう再放送してますもんね?何回観ても面白いなって思いながら僕は観てしまってます。

この中からベスト3を選ぶのは、なかなか難しいなー。観た回数が多いのがいいって訳でもないですもんね。

息子にも聞いてみたんで一緒公表していきますね。

まず、第一位は…。ドゥルルルルルルルルルー、ジャーン!(ドラムロールの音)

目次

魔女の宅急便

やっぱり、大好き「魔女の宅急便」。僕はこの作品が1番好きです。

何というかジブリ作品の良いとこが全部詰まってるような気がします。なんなら、学びまであるんですよね。

ここで語るまでもないかも知れませんが、主人公のキキは魔女です。魔女は13才の満月の夜に、親元を離れ自分で暮らす街を見付けるために旅立たないといけません。

かなりのスパルタです。僕達でいえば、中一で出稼ぎに行くようなものですからね。昔の丁稚奉公ってやつですよ。

そんな、キキが旅立ちほうきに乗りながらラジオをつけると、リンクして流れだす挿入歌の「ルージュの伝言」。あの人のママに会うために~♪イイですよね、ユーミン。

そして、たどり着いた街で人の優しさに触れながらキキが成長していくわけですが、イイシーンだけでなく、切ないところもあるのが魔女の宅急便です。

自分の強みを活かして宅急便屋さんを始めたキキ。この自分の強みを活かして仕事をするってめちゃくちゃ大事ですよ!!

色んな自己啓発本などやセミナーでも言われてたりするんですが、出来ている人はほとんどいません。そもそも、自分の強みが分らない人の方が大部分やと思います。

さて、そんなキキ孫がへの届け物(にしんのパイ)を配達したときのシーンが切ないんですよね…。おばあちゃんが焼いてくれたパイをずぶ濡れになりながら届けたキキに孫娘がいったセリフ。

「いらないって言ったのに。私、このパイ嫌いなのよね」

切ないですけど、現実にもあることですよね。孫のために良かれと思ってやったことや、喜んで欲しくてやったことを孫が全く喜んでいない。なんなら迷惑に思ってたり…。

これ、僕もおばあちゃんに対して、やっていたことがあるんでよく分ります。悪気はないんです。悪気なく、人を傷つけるようなことをしてしまってるからタチが悪いんですけどね。

このシーンを観て、ずぶ濡れになっても届けてくれたキキに対してこの態度は何?とか、発言が偉そうなんて意見もあるみたいですが本当にそうなんでしょうか?

ヤマトや佐川、ゆうパックなどの配達をしてくれてる人達は、雨でも嵐でも配達をしてくれるわけですよね。なんなら、自分で決めた配送時間に家に居ない人なんかもいるわけですよ。

キキへの対応なんか、可愛いもんやって思うようなことが実際の配達現場では起こってるんですよね。そんな部分をキキを通して伝えようとしてるのかなって深読みしすぎでしょうか?

続いて第2位の発表です。ドゥルルルルルルルー、ジャン!

となりのトトロ

トトロ好きです。小中大のトトロ、真っ黒クロスケ、可愛いー!猫バス、怖ーーーーい(笑)

童心に返れるんですよね、トトロを観ると。

覚えてます?メイやサツキが、新しい家に引っ越してきたときのシーン。真っ黒クロスケの気配を感じ、「お父さん、この家やっぱりなんかいる!!」そういう、サツキにお父さんの一言。

「そりゃあ、凄い!お化け屋敷に住むのがお父さんの夢だったんだ!!」

ポジティブすぎでしょ(笑)こんな大らかなお父さんイイですよね。子どもの言うことを、頭から否定せずに気持ちを傷つけないように受け止める。見習いたいところです。

大きな樫の木に向かって、「メイがお世話になりました!」と深々と頭を下げる姿も素敵でした。

そして、トトロには僕たちが忘れてしまった暖かさがあるんですよね。

今の時代、特に都会では信じられない描写がたくさん出てきます。だって、電話するのによその家まで行かないといけないんですよ?しかも、電報って…。

今なら携帯もあるし、電波さえ届いていれば、いつでも連絡を取ることが出来ますよね。よその家に行かんと電話出来ひんなんてとっても不便です。

不便この上ない生活です。便利すぎる今の時代からこの頃に戻るってもう不可能ですよね。

今の子が「となりのトトロ」をみたらいつの時代?って思うでしょう。

猫バスと初めて出会ったところもそうですよね。お父さんを心配して雨の中、バス停まで歩いて迎えに行くサツキとメイ。

今やったらメールやLINEで「今どこ?」「傘持ってる?」で済みますよね?

さらに、さらにです。バス停でメイをおんぶしながら、サツキがやっていたのは、なんとあやとりです。最近、あやとりやってる子ども見たことあります?

今なら、間違いなくスマホでしょ。

何もかもが、昔に比べると便利になりました。しかし、便利さと引き換えに失ったモノも多いんじゃないのかな?って感じます。

その失ったモノが、たくさん詰まっているからこそ「トトロ」を観るとほっこりするのかも知れません。

そして第3位の発表です。ドゥルルルルルルルー、ジャン!

耳をすませば

ジブリ作品では珍しい、少女漫画が原作の作品「耳をすませば」が僕の3位です。

この甘酸っぱいのがたまらないんですよね。この作品を初めて観たのが、高校生の時です。友人のT崎くんと映画館に男2人で観に行ってめちゃくちゃ感動しました。

帰りにめっちゃ恥ずかしいことを言っていたそうで、たまにイジられます(笑)

中学生が「卒業したら結婚しよう!!」とかリアルではなさそうですが、なんか素敵やないですか?それくらい想い合える相手と出会えるなんて。

若気の至りなんて言葉もありますが、金八先生でも、中学生が出産までしていますからね。

そんな風に人を本気で好きになることや、夢中になれることを見つけられることって凄く羨ましい。そこに凄く惹かれたような気がします。

今観ても、当時の気持ちを思いだします。自分は好きなことを見つけられているか?夢中になれることを出来ているか?

何ていうか理想の学校生活なんですよね。夢なんてなくて、何となく周りと同じように生きていた僕にはとっても響いた映画でした。

以上が僕の中のジブリ作品ベスト3です。あなたの順位はどうですか?

今回は、好きなジブリ作品をテーマに書いてみました。最後までお読み下さりありがとうございます。

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