毎度!
京都の幸せ配達人、勝浦 豊です。
今日も宜しくお願いします。
去年の10月に消費税が10%に上がってから早4カ月・・・。
高齢者の医療費負担も増えましたよね。
こういった増税や負担増の時に政府やメディアが理由にするのが「日本の借金問題」。
日本は借金が1000兆円以上ある!
子どもや孫の世代に、この借金を先送りするのか!!
まるで水戸黄門の「葵のご紋」ですよね。これを見せたら納得するだろうって。
正直、僕も信じてました!
お客さんにも言ってました。借金まみれですよ日本て・・・。
思考停止してたんですよね。
しかし、しかしですよ!勉強することで
目次
「日本が借金まみれってのは嘘」
って知ることができました。政治家や官僚ってホンマに嘘つき!!
僕が勉強した内容を分かりやすく書いてみますのでご参考になれば幸いです。
それは違う!!って事があれば教えてください。
日本は本当に借金大国なのか
そもそもこれですよね。政府が増税を発表した際に、テレビや新聞などの大手メディアが必ず取り上げるのが「国の借金問題」です。
財務省の発表によると2019年9月末時点で、国の借金残高は1105兆円。
何これ?金額がデカすぎてイメージもできん・・・。衝撃ですよね。
これはヤバい!!ってなりません?
更に追い打ちを掛けるように、この金額を日本の総人口で割ると国民1人あたり約876万円の借金を抱えてるそうです!!
え!?どうすんの?給与所得の平均が441万円やのに倍の借金って・・・。
おわた・・・(泣)
ここまでの赤字が膨らんだのは、政府が長年赤字を続けているのが原因です。2000年以降で見ると年間の平均赤字額は30兆円以上。
これがそのまま借金になります。
この収支を一般の家計で例えると、月収40万円の家庭が収入を大きく上回る月62万円の支出をしている。内訳は、年金や社会保障費が21万円、ローン(借金)の返済・利払いで15万円、生活費が26万円です。
社会保障とローン(借金)の合計36万円は右から左に出ていってしまうから、収入の残りは4万円(40万円-36万円)。生活費が26万円かかるんで、足りない22万円を毎月借金で賄わないといけない。社会保障費はこのままいくと増え続けるから、今後は更に借金をしないと生活できなくなる。こんな家計やったらどうなります?破産しかないですよね・・・。
おわた・・・(泣)
って以前の僕は思ってました。
だから、国に頼らず自分のことは自分で守りましょうってお客さんに話してました。この考え方は、今でも間違っていないと思っています。
しかし、破綻すると僕も思っていました。ついこの間までは・・・。
そもそも国が借金でヤバい!税収を増やさないと破綻する!!って訳で、
「国の借金を返すため」と1989年に施工され、1997年に3%→5%、2014年に5%→8%へ増税し、去年には10%へと増税しても、「消費税のおかげで借金が減りました」という報道は一切ありません。また、日本が破綻する様子もありません。
破綻するする詐欺か!?
こう思ったわけです。
そもそもよく考えてみると、「国の借金」って「誰に借りたお金」なんでしょう?
正確に言うと、「国の借金」っていうのは、「政府が国民から借りたお金」のことなんです。
騙されちゃダメですよ!
政府に借金があるだけで、僕たち国民に借金はありません。
国の借金の正体は、「国民1人あたり約876万円」ではなく、国会議員や官僚が1105兆円を借金しているって言った方が正しいと思うんですよね。
日本が破綻しない3つの理由
なぜ、破綻しないと思うのかその3つの理由を書いていきます。
1つ目は、政府の借金の約9割を占めるのが国債だということ。
国債の保有者内訳を見てみると、国内の民間金融機関が約4割、中央銀行(日銀)が約5割で海外からの借り入れは1割もありません。
残りは国内の個人投資家が保有しています。金融機関が国債を買うお金は勿論、僕たちの貯金や保険の積立金から使われます。
僕たち国民のお金を政府が借金しているわけです。
2つ目の理由は、日本は財政が厳しい厳しいと言いますが、実は対外純資産(国が海外に保有している資産から負債を引いたもの)は世界一です。(日本はこの数十年間不動の1位)
下の図は財務省のHPでも見れる資料です。財務省の資料なんで、円表記ですが実際は3兆ドル以上持っていることになります。
つまり、日本は借金どころか世界一のお金持ち国なんです!!
え?世界一なん?ってビックリしますよね!
日本は世界一の黒字を稼いでるのに、それが僕たちは実感できません。
その訳は・・・
稼いだ3兆ドル以上のお金が日本国民のために使われていないから!
簡単に言うとドルで持ってるんで、ドルを使えるアメリカに投資してるんで米国内でしかお金が回ってないので日本には入ってこないんです。
日本がいくらお金を稼ごうが、海外投資しかしてないんで日本国民は一切の恩恵を受けれないので実感できないんです。
家庭に例えると、僕が子ども達に「我が家は世界一の金持ちや!!」って言っても、稼いだお金を全て貯金して一切使わないと、子ども達は
「嘘や!だって、何も買ってくれへんもん」となるっていう話です。
最後の3つ目、これが「絶対に破綻しない」と言いきれる究極の理由は、
日本の国債が円建てである
これです。
これが10年ほど前に債務危機で騒がれたギリシャとの決定的に違う点です。ギリシャは自国通貨がないので共通通貨であるユーロをEU(欧州連合)諸国から借り入れないとダメでした。そのために、十分なお金を貸してくれる相手がいるのか?これが破綻懸念に繋がったんです。
でも、日本はどうでしょう?
円は自国通貨なので、日銀に紙幣を刷らせる事が出来るんですよ。
大量に発行すると円の価値が下がり、大幅なインフレになる恐れがあるので簡単に大量発行はしませんが、返済に困ったら究極のところお札を刷ればいいんです(笑)
このことは、上記写真のライザップでダイエットにも成功した経済アナリストの森永 卓郎さんも言っています。
お札を刷れるのに破産するわけないって。
去年、亡くなったジャニーさんではないですが、
「You、刷っちゃいなよ!!」でいけちゃう訳です。
「なんや、それなら心配ないな」と思ったら大間違い。
真剣に心配しないといけないのは僕たちの生活です。
この話は、またの機会に。
今回は増税の言い訳にされる日本の借金について書いてみました。
収入の格差が言われていますが、情報も格差があるように感じます。
必要な情報は自分で取りにいかないとエラい事になりますよ。
今回も最後までお読み頂きありがとうございます。