毎度!
先週の筋トレ後に筋を痛めたのか左腕が痛いかっつんです。何事もやり過ぎ注意ですね・・・。
今回は、親愛なる読者であるあなたへ2人のお客さんの話をしたいと思います。
目次
2人の物語
13年前の春、2人の若い女性が短大を卒業しました。
この2人は仲が良く、成績も中くらい、人柄も良く、共に将来への夢と希望に満ちあふれているという共通点がありました。
そんな2人が、13年ぶりに短大の同窓会に出席しました。
13年経っても彼女たちは、とてもよく似ていました。2人とも子どもを1人出産し、2人ともシングルマザーでした。
でも、違うところが1つありました。1人は幸せそうにニコニコしているのに、もう1人は疲れた表情で全く幸せそうではなかったそうです。
何が違ったのか
同じシングルマザーとして、まだ小さい子どもを育てているのに、一方は幸せそうでもう一方は不幸せそうに見える。
何の差が彼女たちの人生の差なのか。
あなたは不思議に思いませんか?
持って生まれた才能や知性、努力の違いではありません。
幸せそうにしていた女性が強がっていたわけでもありません。彼女は本当に幸せを感じていました。
幸せそうな女性は養育費を受け取っていて、不幸そうな女性は旦那に逃げられ養育費も受け取ってない訳でもありません。
なんなら、幸せそうな女性の方が養育費を受け取っていませんでした。
2人の決定的な違いは心の持ち方にあったんです。
幸せを感じるのは心の持ち方次第
幸せそうな女性は、周りへの感謝の気持ちを忘れることがなかったそうです。
毎日、目が覚めると朝を無事に迎えられたことに感謝する。ご飯も食べられることに感謝する。だから「いただきます」もきちんと言う。
大切な人が側にいてくれることにも感謝する。仕事があることに感謝する。子どもと出会えたことに感謝する。
感謝のしすぎやないの?ってくらい色んなことに感謝してるんです。ホンマにそこまで思ってる?って俗人の僕は感じてしまいます。
そんな僕の心の動きを感じたのか、彼女に聞かれたことがあります。
「ありがとうの反対って知ってる?」
突然聞かれたので、僕は慌ててしまいました。
ありがとうの反対ってなんや???ごめんなさいとかか???
「えっと・・・。わかりません」答える僕に、ニコニコ微笑みながら彼女が言った言葉が忘れられません。
「ありがとうの反対はな、当たり前。ほら、ありがとう(有難う)って有るのが難しいって書くやろ?」
この言葉には衝撃を受けました。僕は有難うに関する話は何回も聞いてきたんです。
何もかもが当たり前じゃないよって、研修とかでもたくさん聞いてきたはずなのに・・・。全く頭の中に浮かばんかったんです。
僕自身が、やってもらって「当たり前」って感じてしまっていることに気づかされました。
当たり前やと思ってるから、「ありがとう」が出てこないんですよね・・・。
彼女はもう一つ僕に教えてくれました。
「ありがとうをいっぱい言うと周りの人も優しい気持ちになるねん。ありがとうが溢れると幸せな気持ちになれるんよ」
だから、彼女は愚痴を言ったり人を責めたりしないそうです。感謝の気持ちで生活していると自分は恵まれてる、ありがたいなーって感じるそうですよ。
女神かな?この人って感じました。
もう1人の女性
ここまで書くと、もうお分かりですよね。
もう1人の女性は、先ほどの女性の真逆でした。
「ありがとう」と感謝するのではなく、全てにおいて「当たり前」と感じているんですよね。
口癖のようになっているのが「なんで私だけ・・・」
私だけ・・・の後に続くのも、不幸とか可哀想とか裏切られたとか。聞いてる方の気が滅入る言葉ばかりです。
こんな言葉をずっと聞かないといけないとしたら、子どもも可哀想やと思いました。
何かをしてもらったとしても、私はこんな目にあってるんやから「当たり前」やろって考えてるんで感謝がないんですよね。
別に感謝されたくて手助けするわけではないんですが、「ありがとう」の気持ちもなく「当たり前」って態度でいられたらなんか嫌ですよね。
自分で幸せの種を蒔いたり見つけることをせずに、自分のことを可哀想だとか不幸だとか慰めているだけやから不幸なオーラがでてるんやろなって感じました。
幸せって手に入れるモノじゃない
これは僕の大好きな元ザ・ブルーハーツのボーカルである甲本ヒロトが言っていた名言です。
正確には、
「幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ。」
そうです。幸せって結局「気付く」ことが大事なんだと思います。
SNSで幸せアピールをしている人って多いですが、誰と比べて幸せだとアピールしているんでしょうか?
不幸なオーラを出してる女性も誰と比べて不幸だと思っているんでしょ?じゃあ、どうなったら幸せなん?
幸せの基準なんて人それぞれです。僕にとっての幸せがあなたにとっても幸せとは限らんし、逆もそうですよね?
だったら、自分にとっての幸せをどんどん集めていけばいい。
そのために、ありがとうって感謝することって実はとっても大事なんです。だって有難いから。
大切な人が隣で笑って居てくれることって、当たり前じゃないんです。
事故や病気もそうやし、ケンカして分かれたりで隣から居なくなることが起こりえるんですよ。
そう思うからこそ今日も元気でいてくれてありがとうやし、一緒にいてくれてありがとうなんです。
そんな風に接してもらえたら、こっちも相手を大事にしようと思いません?
自分の思うとおりにならんかったら文句を言う。だって私はプリンセス、そんな態度なら付き合うのもしんどいですよね。
今回は心のあり方で幸せにも不幸にもなると感じた話を書いてみました。
最後までお読み下さり有難うございます。