最先端のガン治療施設へ見学に行ってきました!!


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毎度!

京都の幸せ配達人、勝浦 豊です。

今日も宜しくお願いします。

 

今回は1/24の金曜日に見学に行った施設の事を書きたいと思います。

訪問した先は、京都府立医科大学付属病院。いわゆる府立医大です。

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場所は京都の方ならお分かりかと思いますが、河原町通りを上がっていくと、

丸太町と今出川の間にあります。

京都新聞などにも載っていたんですが、ここに併設された

『永守記念最先端がん治療研究センター』に見学に行きました!

最初に通された会議室では、まず府立医大の成り立ちというか概要の話を聞きます。

「興味ねぇーーーー!!」

と心の中では思いましたが、僕だけいりませんとも言えず、一応話は聞きました。

周りを見ると、みんな目が死んでる(笑)

こういう話はよっぽど興味がないと地獄ですもんね。

前で、話してくれている方は少しでも興味を引かせようと話をしてくれました。

なんでも、府立医大の設立に尽力したのが2013年の大河ドラマ「八重の桜」に

出てきた「山本覚馬」と「槇村正直」だそうです。

 

僕は八重の桜を観ていないんで、たしか綾瀬はるかさんが主演してたやつやんな?

程度でしたが、調べてみると結構主要人物でした。特に「山本覚馬」は八重のお兄さん

だったんですね!しかも演じていたのは西島秀俊さん!!僕はこの人好きなんですよ。

あすなろ白書から注目していた俳優さんです。

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そしてもう1人の「槇村正直」は、高嶋政宏さん。やっぱり、大河は配役が豪華ですね!

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渋い!!

というような話も交えつつ府立医大の歴史を紹介されました。

その後が、いよいよ本題です。

府立医大が目標として掲げるのが、「世界最先端レベルの治療を地域に」だそうです。

日本電産の永守会長から寄付された、研究施設と陽子線の治療機器によりやっと

それが目指せるようになったということでしょうか。

ご存じだとは思いますが、陽子線は放射線治療の一種です。通常の放射線よりも重い

粒子を照射することで人体への影響を減らしています。

この陽子線の説明を聞いていると、この技術が凄いと言うことが分かります。

もちろん万能ではないですし、治療できないな部位もあるそうです。

一般的に言われているのが、胃や大腸といった消化器です。消化器の粘膜は放射線

より潰瘍が出来やすいので、放射線治療に適していません。

そして、なぜ一般的な放射線よりも粒子線(陽子線や重粒子線)の治療が人体への影響

が少ないのかもきちんと教えて貰えます。

ここの話は、めちゃくちゃ前のめりになって聞いてました。

なるほど!そうか。あのお客さんに教えてあげよう。色々なことが頭の中を駆け巡り

ます。さっきまで、しんだような目で聞いていた歴史の話とは大違い(笑)

 

ここで、僕が驚いたのが

目次

陽子線治療の1部が公的健康保険適用

 

になっていたことです。

 

陽子線治療は先進医療なので、受けると約300万円のお金が掛かります。

ここまではみなさんも聞いたことがあるんじゃないでしょうか?

その陽子線治療が、保険適用で受けれることにビックリしてしまいました。

具体的には、前立腺や小児ガンは保険が使えます。

保険が使えると言うことは、3割負担で受けれるし高額療養費も使えます。

もう本当にビックリしました。コレは、お客さんにお知らせしないといけないと

思った一番の情報でしたね。

 

一通りの説明が終ると、いよいよ本日のメインイベント施設の見学がスタート。

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廊下も木目調で暖かみがあり安心感がありますよね。

陽子線の治療室に入ると・・・。

ビックリしました。

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ここはスターウォーズの宇宙船か?

と一瞬思うような未来的な装置がドドンとありました。

スゲー!!と童心に返りスマホでパシャパシャと写真を撮りまくりました。

さすが、最新の設備はひと味違いますね。

この装置が府立医大には2つあるそうです。もう一つは調整中で見学できませんでした

が子どもさんが怖がらずに治療を受けられるよう工夫があるとか。

子どもさんの場合、まずはこれに乗って治療室まで向かいます。

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体重制限が20キロだそうで、乗ってみようとすると注意されました(汗)

乗ってみたかった・・・。

運転して治療室に到着すると、中には

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京都造形芸術大の学生により描かれた可愛い絵が子ども達をお出迎えするんです。

これで、「すこし宇宙旅行に出発しよう!!」とリラックスさせるんですって!

色々とお医者さんも考えてくれてますね。

撮影禁止の場所もありましたが、一通り施設を見学して大満足です。

実際にがんに掛かったら、是非受けてみたいと思いました。

だって、切りたくないし、身体への負担は軽い方が絶対にいいし、早く社会復帰も

したいですからね。

案内してくれた方が教えてくれましたが、まだまだ利用者が少ないそうです。

去年1年間で174人の人が利用したそうですが、この規模の施設を維持するには

年間300人以上は患者さんの利用がないと厳しいそうです。

せっかく、京都にこんないい施設があるのに利用しないのは勿体ないと感じました。

まだまだ、切るのが好きなお医者さんも多いみたいですしね。

自分の身体を守るには、正しい選択が出来るように情報を持っておかないといけない

と改めて感じました。

気になった方は、見学に行ってみるのも楽しいですよ。

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今回も最後までお読み頂きありがとうございました。


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